夏はビールと相場が決まっていますが、これだけジメジメした日が続くと、なんだか飽きてきますよね。といっても、我が家はいつも発泡酒、時々、ビールなんですが(涙)。
そんな時はバーボン、スコッチのロックもいいけど、ヤッパー、冷酒が一番かな?。
そこで、最近、嵌り込んだ銘柄を二つほど。左が、先月の初め高山でゲットしてきた何本かの内の一本、山車「蔵元秘蔵酒」と、右が灘の剣菱「瑞穂黒松剣菱」。
まず、山車「蔵元秘蔵酒」、能書が凄いです。出品貯蔵 特別純米生詰原酒 飛騨高山地域限定直詰、です。読むだけで疲れてしまいますよね(笑)。更に「つるばら花酵母」とおまけまで付いている。だが、それだけでは終わらない。こんな口上書きまでされている。もともとは、市販用ではなく、接待用として造られ、リザーブされてた酒で、評判の良さのあまり、出さざるを得なくなった、という。1.8Lで500本、720mlで1000本のみの限定品と明記されています。
イャー、ほんと、美味しいです。アルコール度は17度以上18度未満と結構高いですが、日本酒とは思えぬフルーティな味と香りは絶品ですなー。気を付けないと、知らず知らず飲み過ぎちゃいまいね。
それに、風格あるこの蔵元の内部が、これまた素晴らしいので、ご紹介しますね。さすが、高山です。
つづいて、剣菱「瑞穂黒松剣菱」。
こちらは、日本酒で初めて名(ブランド)が付いたという500年の歴史を持つ「剣菱」の比較的新しい銘柄。余程、その出来に自信があったのか、能書きはあっさりしている。普通、純米酒ですと、表ラベル等に大きく表記するものですが、この瑞穂黒松は原材料を見て、初めて気が付きます。また、アルコール度は17度とやはり高めです。リッチで華やかな味わいなのに、サラリとしている。これは、一級品の証しですよね。「美味しい」という表現より、「うまい!」の表現がピッタリですなぁ。止められましぇーん!また、ボトルのデザインも凝ってますよね。
日本酒、と言うと、サラリーマンの会社帰りに愚痴のこぼし合い、ってイメージがありますが、イャー、なかなかどうして、ひょっとして世界で一番、奥が深いお酒ではないでしょうか?