汗ばむような陽気。
近くの川の桜並木に、満開です。
片岸はもみじが植えられ春と秋に楽しめるようになったいますが、ちょっと欲張りの感じ。両岸が桜並木だったら、さぞ見事だったでしょう。
ゆきやなぎとのコンビネーションもバッチシですね。
自宅に戻り、この一本を開封。
この辺りでは珍しい島根の純米吟醸です。
女性が造ったお酒は全く違いますね。柔らかくて繊細、しかもほんのりと色香が・・・・・・・・
真に美味しい。久々に「大当り」でした。
汗ばむような陽気。
近くの川の桜並木に、満開です。
片岸はもみじが植えられ春と秋に楽しめるようになったいますが、ちょっと欲張りの感じ。両岸が桜並木だったら、さぞ見事だったでしょう。
ゆきやなぎとのコンビネーションもバッチシですね。
自宅に戻り、この一本を開封。
この辺りでは珍しい島根の純米吟醸です。
女性が造ったお酒は全く違いますね。柔らかくて繊細、しかもほんのりと色香が・・・・・・・・
真に美味しい。久々に「大当り」でした。
上がオリジナル・カヴァ(盤は国内盤)、下はタイトルも”FIRST ALBUM”と変えた国内盤。
国民性の違いがこれほどハッキリ出ているカヴァも珍しく、オリジナルはスタイグ自身が絵と裏のイラストまで手掛けている。
ただ、これでは流石にスルーされるリスクを回避しようとしたのか、曲名をズラリと並べている所が如何にもメジャー・レーベルらしい。
その点、国内盤は雰囲気一発に賭けている(笑)。日本人好みのいいショットですね。
この作品は、一見、超マイナーに思えるのだが、意外によく知られている。内容の良さもさることながらイマジネーションが膨らむ「一発勝負カヴァ」によるところも大です。
もう一つ、エヴァンスの”WHAT'S NEW’の存在です。曲目もどことなく似ており、2曲は同じ。
エヴァンスは”FLUTE FEVER”を当然のように教材にしているフシがあり、”FLUTE FEVER”はスタイグの動とザイトリンの静のコントラストをベースにしているのに対し、”WHAT'S NEW”は二人の交流を浮き出させている。
特に同じ2曲は徹底分析、否、解剖までしているようだ。
”Lover Man”はまるでデュエットのように、”So What”ではクライマックスでザイトリングはスタイグに呼応するが、エヴァンスは逆に手を止めている。また、キーとなる二つの音からなるべく離れないようタイトなプレイを。エヴァンスの眼に・・・・・・・・・・
そもそも”FLUTE FEVER”は驚異の新人のデヴュー・プレゼンが主眼なので、比較するのは無理な話。
ただ、エヴァンスが”FLUTE FEVER”をベンチ・マークにした、と言ってもおかしくないほど本作に内容があるというワケです。
今時、「レコードか?CDか?」なんてナンセンスな話ですが、思いもよらない「音」の変化に興味が再びムクムクと。
ちょっとした思い付きから「万馬券」が当たった感じなので。
選んだ一枚、ここしばらく聴いていなく先入観がないものを。
まずレコードを。カートリッジは今やLowクラスの代表格になったDL-102。
最近の新モデル・カートの高騰ぶりは凄いですね。車が買えそうなものまで、もう手も足も出ません(笑)。庶民はこの辺りでチマチマと。
タイトル、カヴァから連想するイメージと異なり、麻のようなザックリ感ある音、でも粗くはない。コニッツのasはエッジが立ち、例えるならば、3,000mを超す独立峰のような存在感でgを含めたリズム・セクションを従えた音造りは好きです。
VERVEのサウンド・イメージとちょっとかけ離れている。録音は1957年10月22日。
一方、CDは2000年前後にリリースされたもの(POCJ-2727)で、最新の「24Bit96㎑」マスタリング、門外不出のオリジナル・マスターテープ、AMPEXのATRマスター・レコーダー使用、等々を謳った当時、最高にして最強?のCD。
低域が膨らみ全体にマイルドな音。コニッツが独立峰ではなくg、bとの連峰のようなイメージが濃くなっていますが、これはこれで悪くありません。
ま、レコードとCDは別のメディアなので、あまり深く考える必要はありませんけど。
ただ、LPとの違いはやはり「鮮度」。40年を超す年月は最良の技術を以ってしても埋められないと言うのでしょうか。
あまり表に出てこない作品。2曲目まではカヴァ通りやや気怠いけれど、3曲目から本番モードに入り曲調は穏やかですが聴き応えあります。さすがコニッツです。
古い音源でCDに分が悪かったので比較的新しいものを、と言っても2001年録音。
かなり前ですが、来日公演の際、TVに出演したS・ハミルトンの年齢の割にオーソドックスで実に堂々としたtsに驚いた。本作は彼のリーダー作ではありませんが、ヒギンスのややカクテル調のpに乗って王道テナーを聴かせてくれます。
特にタイトル・ナンバー"Smoke Gets In Your Eyes”に於けるエンディングに掛けてのソロの節回しはお見事!それに音色もGoo。
カヴァ写真は甘いけれど、ハミルトンのtsは「ど真ん中・やや高め」、そこがいい。
壁コンをWN1318に交換し、カヴァとプラグ、そしてタップの化粧直しも終わった 。
アナログ・プレイヤーのしっかりした電源取りは基本中の基本なので、電源タップも「クライオ1229JIS」(ちょっと古いけど)を組み込み、これで対策は充分と決め込んでいた。
でも詰めが甘かった。川上の壁コンを一般住宅用コンセントにしたままだった。
プレイヤーを繋いでから時間と伴に徐々に変化が鮮明になり、的確な表現は出来なく、陳腐だけど「音の背景が澄んでいる」としか言いようが・・・・
「プラシーボ効果」ではない。そもそも動機は「音質向上」を期待していたワケではなく、「コンセントをちょっと見映え良く」から始まったのだから。それに長年、WN1318はジャンク箱に・・・・・・・
で、大事なことは今回替えた壁コンの電源回路はメインのオーディオ機器コンセントとは分電盤から別系統でした。これがラッキーで重要。プレイヤーのモーター・ノイズを直接的に受けなくてすむようになったのかな?
兎に角、重しが取れたような開放感ある音が出た。
となると、次にCDプレイヤーはどうだ?この電源タップに繋げればデジタル・ノイズを拾わなくてすむのかな・・・・・・・・・
でも、長さが足らず繋がらないぞ。
そこで品のなさで2軍落ちしていたこのタップを。
でも、コンセントは一世代前だが、かっては一軍だったCSEのCON-1、実力は侮れない。
ややガサついた音が。点検するとコネクターとインレットの咬み合わせが甘くピタッとフィットしていない。結構、個体差がある。
早速、遊んでいるインレットと差し替える。咬み合わせもバッチシ決まりブレードのメッキもロジウムからゴールドへ。これが大正解!ロジウムはイメージは良いけど音の熱気をクール・ダウンさせる傾向があるので今回はたまたま上手く行きました。
最終的にWN1318の壁コンから上のタップにアナログ・プレイヤーを、下はCDプレイヤーを。なお、レコードを聴く時は、CDプレイヤーの電源をOFFにするだけでなく、コードをコンセントから外す。リモコン受けの微電流が・・・、ま、ここまでくるとオカルトですね(笑)
好きなCDを2枚。
ロリンズは勿論、J・ホールが素晴らしい。
以前、ホールの大ファンの方が「ホールのベスト・プレイは”THE BRIDGE”だ」と。それまでロリンズ側からの聴き方しか出来なかった自分が浅かった。ホールが初来日した際、インタヴューに対し「一番尊敬しているのはロリンズで、彼の名声を傷つけないようそればかり考え、演奏していた」と。"Where Are You”、"God Bless The Child”における精神的触れ合いは俗世間を超越している。ソロの受け渡しを聴くと良く解る。
もう一枚、「 庇貸して母屋取られた」、とか「エヴァンスのリーダー作と認めない」と言う御仁がいるけれど、決め付け、固定観念が強過ぎるのでしょう。エヴァンスの本質、魅力が全て凝縮されている。個性派スタイグを立てながら自分の美学を貫くエヴァンス、「出来る男」ですね。それも格段に。
中でも"Spartacus Love Theme”、pとflを超え二人のコミュニケーションの次元は極めて高い。
両作とも録音に数日費やしている。テイクを重ねる度にお互い心の交流を深めたのでしょう。
二つの作品の共通点がもう一つ。
録音エンジニアがRAY HALL。名エンジニアは数多いるけれど、演奏だけでなくミュージシャンの心の内まで録り出すことができるのは彼の他、知らない。
オリジナル盤に迫るCDの音が嬉しくも、悩ましい。
今更ながら「1318伝説」は本当だった(昔は何も感じなかったのに)。
寒さもやっと峠を超えた、と思ったら今度は花粉が・・・・・・・
先日、ゴルフに行った後、眼が炎上。毎年のことながら「天敵」現る。また、暫くイン・ドアー生活を強いられます。
前々から交換したいと思っていた「壁コン」。
自分の部屋のコンセントは6個中、4個はオーディオ・グレードに交換してあるけれど、一般住宅用のままの一ヶ所を。目的は「音質向上」ではなくルックス(カヴァ替え)でしたが、たまたまジャンク箱であのWN1318を見つけ、ついでにと。
100円ショップで見つけたカヴァを、プラ・カヴァよりずっとマシになったぜ。
元々、ここから電源タップを経由してアナログ・プレイヤーに繋いでいたわけですが、そのまま味気ないプラグを差し込むのも面白くないなぁ~、と。
意図せずここから単なる交換モードから、様相が変わってしまった。プラグを遊んでいたカラフルなHUBBELLに。
更に、電源タップもグレイの塩ビ・ケースのままではダサイので木目のフィルム(100円ショップ)を貼ってみた。
ステンレスの定番カヴァも替えたいけれど、無いんだなぁ~二連ものは。でもちょっとはマシに。
こんな感じに、ちょっと色ぽくなったが、あんまり変わり映えしないなぁ~
ま、いいっか。
電源タップにアナログ・プレイヤーをつなぐと・・・・・・・・
ここから思わぬ展開に・・・・・・・
このアルバム(1960年録音)に関するエピソードは目ダコ、耳ダコになりそうなので省くとして、簡単にお浚いを。
音源が初めて世に出たのは1985年にモザイク・レーベルからのLP四枚組BOXセットですが、オリジナル・カヴァで出たのは1990年が初めて、それもBNの国内LPを15枚購入の特典盤として。
レコード会社はうまい手を考えたものだ。一枚2,000円弱として約30,000円相当。
ただ、問題なのは、締切・配布から半年も経たないうちに、中古屋のエサ箱に10,000円前後でこのLPが投げ入れられていた。ムリして15枚買った人の眼にどう映ったのだろうか?
30,000円近く払った人が果たして直ぐ処分するだろうか? ま、凡そ見当は付くが・・・・・・・・・
それから、また半年後?辺り、今度は米国盤が初めて単独盤でリリースされた。4,280円。ま、納得できる範囲。
結果的かもしれないが、エピソードをエサにした見苦しい商魂(特典盤商法)が透けて見える。
米国盤と国内特典盤のカヴァの造りは、紙質、微妙な色合いの違いを除きほぼ同じ。
違いは、レコード№、84052の大きさ
上が米国盤、下が特典盤でレギュラー盤に比べてやや大きい。
もっとはっきりしているのは、この‵not for sale’、特典盤なのでやむを得ないかもしれないが、ちょっと無粋ですね。
それから、カヴァは僅かながら米国盤の方が厚い。レコード本体も米国盤のほうがかなり重い(厚い)。
ま、外見の違いはどうでも良いのですが、音も米国盤の方がイイ。
先日、中古屋のネットでこの米国盤が3,000円で売られていた。うぅ~ん、淋しいねぇ、悲しいねぇ。
A-2 ‵Street Singer’が大好き。曲想に沿ってストーリー性に富んだソロ展開が堪らない。
BLUE MITCHELL、零れんばかりの悲哀に満ちた一世一代の名ソロに・・・・・・ホロリ