jazz and freedom and avenger

JAZZを聴きながら勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

2025年・ 新春酒 ・・・・・醸し人九平次 & 義左衛門

2025-01-03 | 日本酒・洋酒

明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

 

年は変わっても一日の始まりは然ほど変わらない。チャリぶらか?それともウォーキングか? 7時過ぎ、ウォーキングでお寺、神社に初詣を。澄んだ空の青さが一年の始まりを象徴している。今年の元旦は平穏にスタートした。

 

途中、時々、休憩がてら立ち寄るコンビニに。「レギュラー・カップ(コーヒー)を」といつも通り素っ気なく発すると、「今年もよろしくお願いします」と、明るい声が返ってきた。全く想定外なので「こちらこそ」と言うのが精一杯だった。不特定多数相手ならマニュアルぽく「明けまして・・・・・・」だが・・・・・、女の子の顔が少しはにかんでいる。いつの間にか「特定」されていたようだ。思い過ごしかもしれないが悪い気はしないなぁ(笑)。

早目のブランチでおせち料理を。今年の新春酒はちょっと少なめのこの二本。

 

どちらも人気酒でよく知られていますね。「醸し人九平次」(名古屋市緑区、萬乗醸造)、「義左衛門」(三重・伊賀市、若戎酒造)で、伝統と革新が見事に融合した逸品です。居酒屋で愚痴をこぼしながらぐい吞みで飲む酒ではなく、セレモニー等々、晴れの席に向いた新しいタイプです。それぞれ純米大吟醸、純米吟醸で美味しいです。

昨年の12月に日本の「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録が決定されました。これを機会にジャパニーズ・ウイスキーに続き、盛り上るといいですね。


“日本酒” 旅に出かけよう ・・・ 飛騨古川

2024-06-28 | 日本酒・洋酒

 

朝、散歩やチャリ・ブラに出掛けた際、コンビニでカップ・コーヒーを飲む癖が付いた。先日、書籍コーナーでこの雑誌が眼に留まり上の部分、酒蔵の写真に記憶が蘇った。ページを開くと、やはり、飛騨古川の渡辺酒造店でした。飛騨古川はもう40年近く前と10年前にも訪ねている。

高山の少し北に位置し「古川祭」で知られますが、初めて訪れた時は、まだそれほど観光化されていなく、昼の食事をしたくても、開いている店を探すのにマジ焦りましたよ(笑)。

 

 

さぁ、10年前の写真を呼び起こし、散策してみましょう。午後の遅い時間だったせいか、人影は殆どなく街中、静寂に覆われていた。

 

ここが渡辺酒造店です。「縦と横」が織りなす格子が凛然とした佇まいを魅せている。

 

こちらは近くの「白真弓」「やんちゃ酒」で知られる蒲酒造所です。厳かささえ感じます。

 

見所の一つが「瀬戸川と白壁土蔵群」ですね。趣がありますよ。

 

 

 

疏水のような川に約1,000匹の見事な鯉が泳いでおり、情緒満点。白壁と鯉、津和野(山口県)を思い出します。

 

 

「三嶋屋 和ろうそく店」です。

40年近く前、既に、この店と店主さんはその筋では著名で、TV、新聞、雑誌でかなり取り上げられていました。軒先から中を見ていると。奥からその方が出て来て、飾りっ気のない語り口でお話を聴せて頂きました。店先に30分以上も座り込んでしまい、写真までご一緒に。

10年前は軒を飾るヘチマが何とも言えぬ風情を醸していた。日本っていいなぁ~。

 

古川の街角にはこうした店が、ずっと健在です。

 

偶然と言うか、必然と言うのか、少し前から渡辺酒造店の「蓬莱(ほうらい)」を飲み始めていた。

 

確か、2023・世界酒蔵世界ランキング 5年連続五つ星のタスキが掛けてありました。「美味い!」。いつか、また、訪れたい街です。


ジャパニーズ ウヰスキー ・・・ 狂騒曲は止まず

2023-12-26 | 日本酒・洋酒

 

先日、ニッカのウヰスキーの値上げ(来年4月~)が発表された。少し前にサントリーも値上げを発表している。

たまたま寄った食品スーパーの酒コーナーを覘くと鍵付きのガラスケースに「シングルモルト・余市(ノン・エイジ)」が一本、そして同じく「シングルモルト・宮城峡」が2本収まっていた。これはラッキーと思い、係員を呼び鍵を開けてもらい余市と宮城峡、それぞれ1本ずつ買い物かごに入れた。チョット待て、出来れば余市をもっと欲しく、宮城峡は、確かストックがあるので、同系列の他の店に余市があるかもと、と宮城峡を戻した。これが大きな間違いであった。他の2店に車を走らせたが、両方ともに無く、そのまま自宅に戻った。でも、気になるのでもう一度、その店に行くと、宮城峡2本が忽然と(笑)消えていた。僅か2時間半の間である。改めて、ジャパニーズ・ウヰスキー、中でもシングルモルトの狂騒ぶりに驚きました。エイジものはとっくに店の棚から消えていたけれど ・・・・・、 左の白州もサントリーが値上げを発表する前に、同じ店で見つけ、まだ封を切っていない。

ほぼ同じ時期、別のスーパーで「角」に「お一人様一本限り」の張り紙が付けられていた。そう言えば、どこかの国でもハイボールに火が付き、買い占め?が始まり品薄気味の情報が流れたせいかもしれない。折角なので初めて「角」を、しかもレジを並び直して2本購入した(笑)。ハイボールにして飲んでいます。

 

 

モルトは熟成に時間を要するので、狂騒の動きは当分の間、続くでしょう。

でもなぁ、値上げの背景にモルト不足が挙げられるけれど、「角」なんか大容量のペットボトル版もあり、ちゃんとモルトが入っているのだろうか、とさえ気になりますね(笑)。

 


美味しさに酔いました ・・・・・醸し人九平次

2022-11-11 | 日本酒・洋酒

 

東京にいる娘が出産のためお盆休みから里帰りしていた。無事、男の子が生まれ、先日、お宮参りを済ませ東京へ送り出しました。三ヶ月間、面倒を見たカミさんのサポートぶりには頭が下がります。今の若い男の人は兎も角、昭和前半生れの男は何の役にも立ちませんね(汗)。

名古屋駅で見送った後、ちょっと美味しいお酒でも、と思い、高島屋の酒売り場へ。「醸し人九平次」が目に留まりました。

 

 

 

 

一安心したのでしょう、「醸し人九平次」の美味しさに心から酔いました。


美味しい「蓬莱泉 純米大吟醸」

2022-10-19 | 日本酒・洋酒

 

ゴルフ仲間の一人が、コンペのドラコン賞で貰ったけれど、酒は飲まないのでと、帰り道にわざわざ寄ってくれました。木箱入りの「蓬莱泉 純米大吟醸」です。

実はタイミング良く一週間ほど前、日経の中部版コーナー「食・農どまんなか」で蔵元の関谷醸造が紹介されていた。本社蔵は愛知県の北東部で長野県に隣接する山あいの町、設楽町にあり、紅葉で有名な足助の香嵐渓から更に一時間ほど山奥へ入ったところです。昨年の初夏、訪れており、以前、「空」でブームを巻き起こした酒蔵です。相変わらず待ち状態の銘柄が有り、中でも「蓬莱泉 純米大吟醸 魔訶(まか)」が予約で一年待ちのようです。

蔵元、自ら酒米を栽培、チヨニシキ、夢山水、夢吟香の三種類でITを駆使して、260枚の田んぼ、38㌶を4人で年150トン収穫するそうです。酒米の確保と味を守るためですね。

早速、「蓬莱泉 純米大吟醸」をいただきました。今、飲んでいる純米酒と比べ、その違いは歴然としている。

日本酒の美味しい季節になりました。

 


王道の一本 ・・・・・からくち浦霞 本醸造

2022-02-19 | 日本酒・洋酒

 

ここ最近、愛飲している燗酒、高山の「山車」がリーズナブルな価格なのか、品切れの状態が多く入荷が当てにならない。違う銘柄を探していると、燗酒にピッタリとのPOPが付いた浦霞を見つけた。

知らぬ人はいない有名ブランドですが、ここ暫くご無沙汰している。20年ほど前、東北地方を旅した際、仲間に頼み込み、わざわざ塩釜の本社蔵を訪れたほど好きな日本酒の一つ。中でも「禅」はその昔、日本酒の美味しさ、奥深さを初めて知らされた銘柄です。

東日本大震災でかなりのダメージを被ったそうですが、見事にクリアされています。

デパートの物産展では必ず出店され楽しみにしていましたが、この状況下になり出掛けていない。早く元に戻って欲しいですね。

この「からくち浦霞 本醸造」、POPに偽りはありませんでした。しっかりした味わいなのに喉に絡まなく、さすが、王道の一本です。

 


「美味しい!!」と歓声が上がった 2022 新春酒

2022-01-04 | 日本酒・洋酒

明けましておめでとうございます。

年末、藤居本家(滋賀県)で予約した「旭日・元旦初しぼり生原酒」が2日の朝、届きました。新春に相応しく水引が掛けられ、縁起物のラベルに製造年月日(4. 1. 1)が確り記載されており、気分がどこそこ盛り上がりますね。

 

 

 

 

今年の新春酒は右3本が、年末に多賀大社に参拝した際、用意したもの(純金箔入り迎春金亀、旭日・元旦初しぼり生原酒、多賀しぼりたて原酒)と帰省した娘が持参した左端の「鳳凰美田・日光」

 

 

「鳳凰美田(ほうおうびでん)」のラベルは雰囲気抜群ですね。初めてなので気持ちがワクワクします。

 

 

 

どれも美味しく頂きましたが、「美味しい!!」と5人の歓声が同時に上がったのは、「旭日・元旦初しぼり生原酒」。やはり生きが良いのでしょう。また、来年が楽しみになりました。

皆さん、今年も宜しくお願い致します。


燗酒が美味い季節になりました ・・・・・ 山車、朝日山

2021-12-18 | 日本酒・洋酒

 

普段、愛飲しているのは「七賢」(山梨)ですが、いつもと違うリカー・ショップを覘くと高山の山車(さんしゃ)が目に留まり、隣の朝日山(新潟)といっしょに。

どちらも美味いですが、「山車」の適度なコクとスッキリ感のバランスの良さは価格の割にGooですね。一ビン空きそうになったので、買いに走ったけれど品切れしていた。

蔵元・原田酒造場は観光人気の上三之町にあり、ここでしか手に入らない「秘蔵酒」の美味さは格別。

 

 

歴史の深さ、重みを伝える佇まいは圧巻、見応え十分です。

 

 

12年前、ひと呼吸置けば、この様な瞬間が眼の前に・・・・・・・

 

 

今はインバウンド前に戻っているのかな?

 

 


余市、宮城峡、白州、そしてハイ・ニッカ

2021-07-23 | 日本酒・洋酒

 

普段立寄らないリカー・ショップを覘くと、鍵付きのガラスケースにこの3本が格納(笑)されていた。

国産のシングルモルトが市場から姿を消して久しく、揃って出ているのは珍しいですね。前もこんな値段だったのだろうか?白州が5,000円近く、余市、宮城峡が4,500前後とプレミアム価格?が付いている。

丁度、小銭が入ったばかりだったし、せっかくなので3本ともレジに運んだ。ついでにすぐ脇の棚にあったハイ・ニッカを一本。オリンピックを見ながら気安く飲むのにいいかも。

竹鶴政孝氏が最後まで「これが一番うまい」と愛飲したそうです。

ただ、自分は今まで飲んだ記憶がハッキリしなく、ひょっとして初めての銘柄かもしれない。ネーミングと言い、このボトルとラベルのデザイン、良いですね。Hi NIKKAのHiは当時、ブームとなったオーディオのHiFi(ハイファイ)に因んだそうです。

 

 

余市蒸留所は30数年前、訪れたことがあります。当時はまだ昨今のようなウイスキー・ブームではなく、見学者も疎らだった記憶が残っています。

一方、サントリーの白州蒸留所も数年前に見学した際、人気があり大変混んでいましたよ。

余市はちょっと重めでハードなテイストがGooで、宮城峡は華やかさと爽やかさがの両立しており、こちらも良いです。

で、白州は後にしてハイ・ニッカを、

政孝氏の言葉通りですね。流行りのハイボールではなく、ロックか少な目の加水がマイルドな美味さを損なわずに済みます。

二本目を買い足しに走りました。これでオリンピックを更に楽しめます。

 

 

 

 

 


蓬莱泉 関谷醸造(本社蔵)

2021-06-08 | 日本酒・洋酒

 

稲武にある吟醸工房には何度も足を運んでいますが、奥に位置する設楽町田口にある本社蔵は初めてです。

かなり期待していましたが、残念なことに外壁改修工事のため、足場が組まれていてシートで覆われ、人気酒蔵の趣は全くなく、辛うじて街の酒屋を思わせる玄関がちょっと寂しいです。

 

 

ま、気を取り直して入ってみましょう、工事の影響が出ていますね(笑)。

 

 

チョイスしたのは、本社蔵直詰の純米吟醸(左)と稲武工房オリジナル純米吟醸(右)

 

 

 

先ず、冷やした稲武工房オリジナル純米吟醸(16度)を。

丁度、暑くなりました、美味いですね! 体の中を涼しい風が吹き抜けるようです。

次は初めての本社蔵直詰の純米吟醸、もっと期待しましょ!