jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

無理にリリースしなくても ・・・・・AT THE JAZZHUS MONTMARTRE / BILL EVANS

2022-04-18 |  Artistry of Bill Evans

 

1969年11月24日、コペンハーゲンのJazzhus Montmartreで録音され、死後の1987年(左)、翌88年(右)にリリースされた作品。

全18曲(一枚9曲)、”Waltz For Debby"を始め、エヴァンスのヒット作・オン・パレード集といった選曲です。何か特殊な事情の元でのライブだったのでしょうか? 

饒舌で、言い方は悪いけど何所となく「一丁上がり」の感がしないでもない。リリースなんて本人は毛頭、考えていないワケで、死後とは言え、ブートならいざ知らず歴としたレーベル(マイルストーン)からリリースされるとは、いやはや ・・・・・・・・・、男はつらいね、人気者の宿命です。

音源は全て集めるというディープなエヴァンス・ファン専用の2枚と思った方がいい。

それにしても第一集(左)のカヴァのお粗末さは酷過ぎます。

 

庭に出るとハナミズキが満開でした。

 

 

 


違いが分かる ・・・・・SPセレクター LUXMAN ASー55

2022-04-07 | お遊びオーディオ

 

実はもう二年ほど前に入手していたSPセレクター、LUXMANのASー55。

当時、ミュージシャンの訃報が相次ぎ、そちらの記事を優先し、保留状態のままでした。ま、ボツにしても構わないのですが、折角なのでUpを。

 

 

それまでは下位モデルのセレクター(バネ式)で済ましていましたが、こちらにグレードアップ。

価格の差は4~5倍ほど違いますが、音質のUpはそれ以上、歴然としていますね。密度の濃さに驚きました。もっと早く取り替えておけば、と思うほどです。

SPセレクターと言っても、当方のシステムは複数のSPを切替えるのではなく、二つのラインを切換えで一つSPを鳴らす方式です。

SYSTEM Aはマッキンのパワーから、Bを飛ばしCはカウンター・ポイントのパワーから入り、COMMONよりALTECのSPに繋いでいきます。なお、マッキンは主にステレオを、カウンター・ポイントはモノ再生で分けています。

 

 

プーレンとリバースの顔合わせとなれば、大方の想像通り、分かりやすく言えばフリー・ジャズです。

 

ただ、1975年NY録音(伊・BLACK SAINT)なので、60年代のそれが持つあの熱量はかなり薄まり、落とし所がそれなりに考えられている。それでもTOPの”Break Out”のバイオレンスなパフォーマンスはダレた耳に新鮮に響きます。

久し振りに偶には、こうした演奏もイイね。


花冷えの満開

2022-04-03 | 日記・エッセイ・コラム

 

天気が崩れる前にと、早朝ミニ・サイクリングに。もう手袋は要らないと素手で出掛けたが、大間違い、寒さで手先が痺れだした。

 

 

花冷えの中、ソメイヨシノは気品高く、見事に咲き誇っていた。

 

 

待ち切れないのだろう、もう、所々、ブルー・シートが敷かれ始めた。ソメイヨシノもさぞかし嬉しいでしょう。