AVENGERのATにはオート・スティック機構が付いている。Dレンジの下の‐/+ポジションに落とすと、MT同様に好きなギアを選択でき、トルコンのチンタラ運転に物足りない時、所謂、スポーツ走行が可能になる仕組みです。
これまで、坂道を下るときにシフト・ダウンする程度で、ほとんど活用していませんでしたが、最近、市街地走行時におもしろ半分で、試してみました。
クラッチを踏まずにシフト変更って、始めはチョット違和感がありますが、慣れてくると、これ、結構、楽しいですね。うっかりミスに注意しなければいけませんけれど。
で、意外な事に気が付きました。燃費計の数値がDレンジに入れっ放しに比べ、下っている。AVENGERの場合、100㎞走行に要する平均L表示なので燃費は向上するワケです。
もともと、このAVENGERのATはアメリカのライフ・スタイルに合わせ、ハイウェイ巡航に重点を置いたようなギア比なので、日本の道路状況下ではそのメリットが日常では発揮し難いようです。特に平均時速25キロ前後となる大都会では燃費はせいぜい6キロ台でしょう。その代り、高速では13キロ台を当り前のように出します。
オート・スティックで市街地走行すると、どの程度、燃費が向上するのか、暫くトライしてみようと思います。