jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

師走の多賀大社

2018-12-30 | ドライブ

 

一年間、無事に過ごせた御礼に今年も「お多賀さん」にお参りしてきました。

名神彦根ICまで高速を飛ばせば一時間ちょっとで行けますが、関ヶ原ICで降り、合戦の史跡や旧中山道宿場町跡に沿った下道、美濃路~近江路を一時間半ほど掛けてのんびりと。

寒波が来る前でしたが、外気温6℃と寒く人影も少な目。昨年は雪化粧でした。

 

 

さすが細部に格式の高さが窺われますね。

 

 

後は初詣の人の波を待つばかりです。

 

 

参道の名物「糸切餅」、もう準備万端です。

 

 

拙ブログをご覧頂いた方々、またコメントを頂いた方々、ありがとうございました。

皆さん、良い年をお迎えください。来年もよろしくお願い申し上げます。


BLACK FORREST / JIMMY FORREST

2018-12-26 | ジャズ・ts

 

先日、京都・HANAYAで流れたJ・FORRESTの”ALL THE GIN IS GONE”の未発表別テイク集、”BLACK FORREST”(DELMARK・1972年リリース)

何処かに紛れ込み、やっと探し出しました。

フォレストのtsはゴリゴリの一歩手前でよくコントロールされ、しかも、なかなかウイットに富んだアドリブを聴かせるのでファンも多い。”ALL THE GIN IS GONE”もリクエストでした。

この”BLACK FORREST”では”These Foolish Thing”、”You Go To My Head”、”What's New”のスタンダードでいい味を出し、特に”You Go To My Head”のソロワークは見事ですね。

出来れば、G・グリーンが全面フューチャーされた”But Beatuful”も出番が有って欲しかった。

このセッションはG・グリーンの初レコーディングで若さに溢れ、キビキビしたプレイを聴かせている。ただ、H・メンバーンのpがOFF気味なのが残念です。

 

Netで見つけたR1、以前から使ってみたかったが諭吉を越すと・・・・・・、最近、実売価格は下がってきていましたが、それでもなかなか。

未使用新古品を格安で。

 

 

オリジナルのBOXにセットしました。自己満足ですが、なかなかゴージャスに。

まだ慣らし段階ですが、良い手応えを。

 

年末~年始、楽しみな宿題ができました。


感涙の一曲 ”DON'T EXPLAIN ・・・・・ FOR LADY / WEBSTER YOUNG

2018-12-15 | ジャズ・tp

 

マッキンのパワー・アンプのイルミネーション・ランプが切れたので修理を。

ついでに長年、死蔵状態だったC34Vのメンテも。ボリュームがクリック・タイプのため微妙な音量調節が苦手で以前の狭い部屋ではあまり使い勝手が良くなかった。勿論、パワーの方でコントロールすれば済むことだけれど、煩わしくて。

もう処分を、と思っていましたが、あるブログで「決してC34Vを手放してはいけません!」の一言で目が覚めた。

C34VはVが付いているようにヴィジュアル対応のためオーデイォ・ファンからやや見下されていますが、マッキンの王道サウンドの最終モデルと言われる。

色んな機能が盛りだくさん組み込まれ、イルミネーションが点いた時のゴージャス感は他の追従を許さない。

  

 

幸いスイッチや接点のクリーニングだけで済んだC34Vが戻ってきたのでカウンターポイントのパワーと組合せてMONO盤再生をメインに聴こうと。

 

慣らしの後、選んだ一枚は”FOR LADY / WEBSTER YOUNG”、程度の良いオリジナルをずっ~と待っているが、縁がなく国内盤を。

印象的なカヴァ(by R・MILES)で知られる所謂、B・ホリディへのトリビュートものですね。

この国内盤(SMJ‐6614)は割と音が良い方ですが、今までと全然違う音が飛び出してきた。元々、C34Vは中域に独特の張りがありますが、ウェブスターのコルネットがオン・マイクでゾクゾクするほどリアルさを増している。手放さなくてよかった。修理期間中、電源コンセント類、インターコネクト・ケーブル等々、環境の見直し、強化を図り、その効果もあるのだろう。

中でも“Don't Explain”(言い訳しないで)の湧き上がる胸が詰まるほどの切なさをどう受け止めたらいいのでしょう? 

ミュートを利かせたウェブスターが啜り泣き、クニシエットが噎び、嗚咽、マルがバッキングでもらい泣きし、今にも崩れそうな流れをメイの気丈なbで持ち堪えるストーリー、ありふれた感傷なんかどこかへ吹き飛んでしまう。

「奇跡」と言ってしまうと身も蓋もないけれど、凄いなぁ~、と思うのはA級でもないミュージシャン達でもこれほどまでディープな演奏が出来るということ。

 

人気の「レフト・アローン」に勝るとも劣らぬ名演だが、この“Don't Explain”が評判になったり、表立ったりしたことは今だかって一度もない。

今更、どうでもいい話ですが・・・・・・・・・


MOON BEAMS / BILL EVANS

2018-12-07 |  Artistry of Bill Evans

 

京都・HANAYAで流れた一枚。

マスターとの会話、店内撮りに気を取られ・・・・・・、しかも、ここ20年以上、聴いていない記憶が・・・・・・

何故?と思い出しても、はっきりした理由が浮かばなく、恐らく所有する再発ABC盤のカヴァと、もう一枚、オリジナル・カヴァの国内盤の音が相乗してネガティブに働いたのだろう。

 

  

改めて聴いてみると、カヴァはいまいちだがABC盤の音は良い。一方、国内盤はカッティング・レベルが低いせいか、生気に乏しく、まるで蒸留水のように味気ない。まさかカヴァに合わせBGM風音作りをしたとは思えないけれど、「まさか」ほど「まさか」ではないものは・・・・・・・・・

エンパイア4000D/1で聴くABC盤は、pが煌びやかで耳に付く箇所がありますが、発散する響きに上手く包み込まれ、妙に艶めかしく感ずるほど。このカートリッジは個性が強くハマると 実力以上のものを発揮しますね。

”I Fall In Love Too Easily”、”Stairway To The Stars”、こんな良い演奏が有ったとは、迂闊でした。タメを絶妙に利かしながらさり気なさを装い忍び寄るエモーショナルな炎が心の奥部まで焼き焦す。この2曲、私的名演箱に入れよう。

 

 

 同一セッションの姉妹盤、”How My Heart Sings!”

 

 

ターコイズのOrpheun盤。 カヴァはMONO仕様ですが、中身はSTEREO盤、よくあるケースですね。

対照的にテンポの速い演奏を集め、出来にバラ付きがありますが、初めからしっかりしたコンセプトがあったわけではない?ので止むを得ないでしょう。

 

 

 

聴き漏らしている名演がまだまだありそうです。


姫路城 ・・・・・・・見事過ぎます!

2018-12-01 | 日記・エッセイ・コラム

京都駅近くで一泊、駅周辺は案の定、朝から無国籍化していて尋常ではない人の波。

ここを離れるのが賢明と、腹案で用意していた姫路城へ。

避難が当たり、すんなりと。穏やかな陽の中、真っ直ぐ伸びるメインストリートをゆっくりと・・・・・・・、なんだか心が癒される。近付くにつれ想像していた以上に素晴らしい姿が眼の前に。

 

 

石垣までも芸術的。

 

 

ディテールのパーフェクトな美しさに言葉を失う。

 

 

 一方、両サイドの整然とした武具掛け、威厳さに圧倒され背筋が伸びます。

 

 

天守閣から姫路駅を眺める。こんなストレートなロケーションは多分、初めてかな? ヤマトヤシキ(デパート)は店仕舞いを、これも時代の流れですね、残念。

 

 

人気を集めていたのがチャウチャウ、4匹勢揃い。

 

 

堀巡りも風情が。

 

 

隣接する御屋敷跡庭園「好古園」、色付きが綺麗です。

 

 

 

姫路城、何もかもお見事。