ものごと、切り口がはっきり見えることは、切った人の気持がよくわかって心地よい。
とにかく切り倒してあとは捨てようと思ったのか、輪切りにして何か作ってみようと思ったか、切り口の様子で想像がつく。
そんなことを想像してみて何になるかというのは、バカは死ななきゃ治らないの浪花節文句を知らない人の、いらぬご心配。
また引き合いに出すが、Yahoo 知恵袋の質問にも、何を聞きたいのか、まるっきり切り口の見えないものがある。
「質問のある人?」という先生の言葉に、さっと手は挙げたものの、聞くことを何も考えてなく、思いついた言葉を持ち出して「どういう意味ですか」「正しいですか」と言ってしまう、QFQ会のQタロー君やQ子ちゃん。
N町にも切り口のはっきりしない丸太ん坊がごろごろ転がっていそうな気がするが、会期どん詰まりで夏至の今日、さて、どう切れるのだろうか。