・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

新年

2012年01月01日 | つぶやきの壺焼

年は明けた。

言い難いけれどともかくおめでとう

予報では曇りだったが空は晴れ。
6時、千葉の明かりまで見えそうに空気は澄んでいる。
暮に見つけておいたあの地点へ向かう。
海岸に向かって早足で何人か、駆け足で行く人は二人。
こちらはすれ違って丘の上へ。

東の空には薄黒い色の雲、色は薄いが厚みがある。
6時50分、日の出予報の時刻、雲の白い部分に赤みがさすだけ。
もう少し待てという天のお告げか。

待てば海路のとはよく聞いた言葉だったが、待った末の苦い思いは去年までに十分味わった。
甘い汁はいらないが、国の外に持って逃げて、はいさようならだけは止めてほしい。

「今年はだめですかねえ」「そのようで」畑道を歩くその人は毎年来ていたのか。

7時を過ぎ、帰り道に雲の間から昇った初日は、眼にはまだ赤く見えていた。