・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

季節の終わり

2012年01月07日 | つぶやきの壺焼

松の内に終わりの話でもないが、作物の季節が終わると残骸が出る。
だが、そのまま土に帰って、また次の作物を育てるものは残骸と呼ばないほうがよい。
いくばくかはそのつもりで作られたもの、それはそれでよい。

しかし、自然の気まぐれから作られた、あの残骸たちはどうなるのだろう。
山のように積まれ、帰る場所はない。もともとない場所は、地球上には見つけようがないのだ。
風化を待つには、永い永い年月が必要だ。
急いで動かし積み上げてみたところで、糊塗のそしりを免れることはできない。
焼いて煙にしてみても、いずれはどこかに舞い降りる。

ネバネバの掛け声だけで、ことは片付きはしない。