・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

民主制は制度疲労を起こしていないか

2014年06月10日 | つぶやきの壺焼

何か提案されたとき、手をつけ始めると面倒なこともあります。
その面倒なことをしたくないときに、とりかからずにすませる方法があります。
いきなり賛否を問えばよいのです。
わけもわからず事情も知らされないことに、人はすぐに「いいね」とは言いません。
決め手は多数決です。はじめから挙手を求めても、事情を知った人しか手を挙げません。
見事なミンシュテキ方法による、ミンシュテキ決定によって、たちまちやらない言い訳ができあがります。
「相談したけれど、賛成を得られなかった」


世界中で使っている地図や地球儀の、YY海をZZ海という名前にしてしまおうという、ずうずうしいことを思い立ったとします。

ミンシュテキ決定方法によれば、遠く離れたXX国でも、地球の反対側にある海の名前まで変えてしまうことができるのです。
YY海が領海になっているYY国の人々が知らないうちに、ZZの呼び名とかかわりの深い議員の多いXX国の議会で、多数決の結果を出せば、それでことは終わりです。
順番に手をまわして、一つずつ既成事実を集めていけば、そのうちにそれが多数を占めるようになります。

ミンシュセイはもうくたびれて、どこかおかしくなっていると思いませんか。

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