春の芽のもの、秋の茸は、それぞれに芳香があり、みな見分けが難しいものです。
こればかりは、現物をよく知っている人に、現場で教えてもらわなければ、ネット知識だけのだろう判断は危険です。
茸の土産物のなかには、危ないものもあります。
月夜茸が、道の駅で間違って売られていたこともあったと聞きます。
色が地味で、旨そうに見えても、食べるとこの世が青く見えたり、幻覚を招いたりすることもあるそうです。
そういわれると、月夜茸という名の由来が想像できます。
食べものは、裏返すと危なさを発見できることもあります。
珍しさと危なさはおもてうら、袋詰も缶詰も、裏側を見て、そこに書かれている「原産国名」に気をつけましょう。