お母さんが子どもにアイスキャンデーを食べさせている画像がないかと探しましたが見つかりません。
アイスキャンデーを手に持って、気をつけながら子供に食べさせるお母さんを見かけることがなくなったのでしょうか。
しかたなくお姉ちゃんが食べさせている絵を切り抜いて使いました。
最近、雑誌記事のごく一部から論争の元を作る"切り抜き騒ぎ"が目につきます。
ああ言ったこう言ったの端切れを抜き取って、騒ぎの火を着けて人びとを煙に巻くという、知恵を感じさせない古臭い手です。
S議員の記事も、切り抜かれてデモ騒ぎまで起きています。
そのためだけに買って読む気もしないので、何が問題なのかよくわからずにいましたが、全文書き起こしという親切なサイトがあって読んでみると、これでは料理のし放題ではないかと思いました。
『「LGBT」支援の度が過ぎる』これだけでは、暑くてむずかる子供にアイスキャンデーを買い与えるお母さんを見て、子どもを可愛がり過ぎると言ってしまうのと変わりがなさそうです。
この記事からは、どういう制度のもとに誰がどういう支援をしているかという実態が読み取れないのです。
何度も読み返して想像力を働かせても、読者には何を問題にしているのかがつかめないでしょう。
"切り抜き騒ぎ"には、編集者の悪戯も手伝うことがあるかもしれません。
切り抜きやすいような紙面づくりも編集の腕なのでしょう。
言いたいことを並べて置いて、読み方は読者にお任せという書き方では、政治の中枢に座を占める人からの呼びかけの言葉とは受け取れません。
書いてください、よしきたと踏み出した先には、落とし穴もあるのです。