台風で海辺のホテルのガラス壁が壊れました。
異常な高波の力でガラスが割れたぐらいであれば、それは名設計だったと言えなくもありません。
どんな高波にも津波にも耐えられるようなガラス壁でも、直下型の巨大地震に見舞われれば持ちこたえられません。
20年に一度ぐらいの自然の乱暴であれば、いちばん弱いところが壊れ、大きな被害を出さずに全体は早く立ち直れる、これが人間の作るものとしては合理的なのでしょう。
けがをされた方は、台風の影響への見込みが外れてお気の毒でしたが、けがで済んだのは強運の証です。
その場にいらっしゃったことは誰のせいでもありません。