密であることを避けるのが社会常識のようになってしまうと、それがとりあえずのあり方だと承知している大人はよいのだが、外の人との接し方をそういうものと教え込まれてしまった子供たちには、どういう習癖がつくのだろうか。
・他人との間には、常に一定以上の距離を置くことが、通常の姿だと思い込む。
・親密であることが、見苦しいことのように思い込む。
・体を寄せ合うことは、サルの生活習慣に等しいものと思い込む。
密を避ける避蜜、読みはヒミツ、この習癖は、明るい未来には結び付きそうにない。
多分、子を持つ親御さんたちには難物になるに違いない。