・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

でんぐりがえし裏返し:29 情報セキュリティ

2018年07月16日 | つぶやきの壺焼

情報には開示してはならないもの、開示する必要のないものがあります。
その種の情報を、公開会議に「こんなの見つけた」と持ち出したり、「これを見せろ」と迫ったりする、頭の芯のずれた議員の話は絶えず聞かされます。

見てすぐにわからないようにするには、暗号化という手段があります。
それについて、これは過開示ではないかと思う気になる情報がありました。

政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準
政府機関の情報セキュリティ対策のための統一規範
各府省の情報システム調達における暗号の利用指針

これを公開しているサイトがあるのです。

盗難にあわないためには、こういうカギのかけ方が安心で、それにはこういう型のカギを使いなさいと、こと細かな説明書を配っているのと同じではないかと思うのです。

こんなことを書くのも、どこか気が咎めるのですが、いかがでしょうか。

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でんぐりがえし裏返し:28 QRコード

2018年07月15日 | つぶやきの壺焼

ちょっと見ただけではなにこれと思うような、あまり気味のよくないデザインの標識があります。

QRコード(Quick Response Code)と呼ばれる高速読み取り符号です。
例図は、迷惑がかかるといけないので裏返しと回転で順序をめちゃめちゃにし、その上にお邪魔線を引いてあります。

縦方向のみのバーコードを、もっと進化させた符号で、数字のみなら約7,000文字、英数では約4,000文字、漢字・かなは約1,800文字の情報を組み込むことができます。

影ができたり手ぶれがあったりしても、修復機能によって読みそこないをなくしています。
ところが、便利な機能には、それを使って偽情報で悪さをするのがあらわれるという、困ってこともつきまといます。
なんでもすっかり安心というわけにはいかないものです。

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でんぐりがえし裏返し:27 人相

2018年07月14日 | つぶやきの壺焼

人の顔は、見方を変えれば、見る人の見たいように変わります。

人の心の内は、接し方を変えたところで、こちらが望むようには変えられません。
当人の心の内に、まわりから望まれるものがまったくなければ、命を投げ出すかどうかというところまで追い詰められなければ、都合のよい心変わりはしてくれません。

日朝議連と呼ばれる組織があります。
二国の議員が連携して何をするのかと思ったら、相手国と合同でも共同でもなく、相手国の心のうちとはどうやら無関係らしく、元の名は日朝国交正常化推進議員連盟でした。
相手の実態に照らしてみれば、いまでは国交正常化推進の言葉はいかにもしらじらしく、そこを中抜きして呼ぶことにしたのでしょうか。

物陰に身をひそめていたような人の、外交問題にかこつけた勝手気ままな言動は、迷惑千万なことですが、国のことよりも、わが身と一族の居続ける場所とりがだいじという心の内は、変えようがないのかもしれません。

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でんぐりがえし裏返し:26 広域治水

2018年07月13日 | つぶやきの壺焼

治水ダムという施設があります。
洪水調節や農地防災が主目的で、水道供給や水力発電には使わないダムです。

人の命を奪う川の作用は、何をおいても防がなければなりません。
今回の豪雨に見舞われた流域に限らず、全国の河川に広域治水管理が行き届いているかどうか総点検して、川とともに生きている人々の不安をとりのぞいてほしいものです。

安心材料のための経本作りや、つじつま合わせの想定見直しでなく、水源から流末全体の実態を広域的に調査しなければなりません。

調査の仕事をさせるところと、おカネを出すところのお役人さま、できない言い訳を探さないよう、よろしくお願いします。

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でんぐりがえし裏返し:25 ゲーム

2018年07月12日 | つぶやきの壺焼

ゲーム機が並んで半年経って、まだそこにあれば、お客さん側の負けです。
ゲーム機は勝たなければ、そこに居座り続けられません。

ゲーム機相手の遊びは、何度も続く負けの瞬間のちょっと前の快感を楽しむだけのことで、ごくたまに勝って、そこで貰った何かは、たくさんの人の残念のカスのかたまりで、気持ちが悪いものです。

お客さん側の最大のコストは、過ぎてゆく時間と、騒音ですり減る頭脳寿命で、価値から言えば、つぎ込んだおカネよりはるかに大きいものです。
多くの人は、なかなかそれに気づくことがなく、文化が蚕食されていきます。

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でんぐりがえし裏返し:24 本流 >< 支流

2018年07月11日 | つぶやきの壺焼

流れがせき止められると、本流から支流に向かって川の水が逆流をはじめます。
支流には、どれほど流れ込むかわからない本流の水を貯める懐はありません。

またも起きてしまった水害に遭われた方には、お悔やみお見舞いの言葉も思い浮かびません。

国土交通大臣さま、健全な水循環の維持又は回復などという、お経のような作文作業より、先にやらなければならないことがあるでしょう。
人の命にかかわる本流の手入れを、とにかく早くやってください。

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でんぐりがえし裏返し:23 露天の屋根

2018年07月10日 | つぶやきの壺焼

露天風呂の屋根が落ちて、入浴中の男性客1人が亡くなり、2人がけがを負うという事故がありました。
被害をこうむった方はまことにお気の毒です。

同じ露天風呂事故を完全になくす方法があります。
1.露天風呂に、もともとないはずの屋根はつけない。
2.屋根つきの場合は、露天風呂と呼ばない。

露天風呂と呼んでしまうと、眺めや趣きに目がいき、屋根を支える柱が細く弱くてもそこに注意が行き届きません。

自然の変造は、自然を遠くに押しやります。

露天風呂を予約した日に雨が降ったら、天運とあきらめてもらいましょう。

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でんぐりがえし裏返し:22 弁明の要否

2018年07月09日 | つぶやきの壺焼

村上龍の芥川賞選考委員退任が報じられましたが、理由が書かれた記事は見当たりません。
このことではないという、思わせぶりな、自分がそう思いたいという書き方の記事はありますが、そんなものはニュースにはなりません。

これまでの選評の概要を集録したものがあって、そこにこんなことが書かれています。

小説は「言いたいことを言う」ための表現手段ではない。だが、伝えたいことはある。たぶん「伝えたいこと」は、作家が自覚的に物語に織り込むのではなく、読む人が発見すべきものなのかもしれない。

伝えたいことを読みとれる小説らしいものがさっぱり出てこない、選びようがなくなった、それがもうやめたの理由なのかもしれません。
たぶん聞かれたであろう理由をなぜ言わないのか、それを言っちゃあおしまいよ、だからでしょう。

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でんぐりがえし裏返し:21 プログラミング

2018年07月08日 | つぶやきの壺焼

2020年度から小学校でのプログラミング教育が必修となるそうです。
今年の3月に文部科学省から出された「小学校プログラミング教育の手引(第一版)」の冒頭に、編入の理由が示されています。

「なぜ小学校にプログラミング教育を導入するのか」
コンピュータを理解し上手に活用していく力を身に付けることは、あらゆる活動においてコンピュータ等を活用することが求められるこれからの社会を生きていく子供たちにとって、将来どのような職業に就くとしても、極めて重要なこととなっています。

何年も前に作られあたためられていて、日付だけ入れ替えられて出てきたようにも読み取れるこの文書では、これからの社会ではあらゆる活動においてコンピュータ等を活用することが求められるとしていますが、実際は活用が求められているどころか、活用の範囲はすでにどんどん広がっていて、コンピュータの活用と無関係なものを探すほうがむずかしくなっています。
生活の場も、社会活動も、人々がプログラミングという仕事ができるかどうかとは何もかかわりなく進んでいます。

プログラミングは、いわば脳の作業です。
その作業の仕方を覚えたところで、関連産業への従事には有利であるというだけのことでしょう。
ついでに教えるのは構わないとしても、必修科目と大騒ぎするほどのことでもなさそうです。

この手引き書は、「教師の皆さんがプログラミング教育に対して抱いている不安を解消し、安心して取り組んでいただけるようにすること」がねらいとされています。
教師が、うまくできるかどうかの不安がもたれているようでは、先生方もずいぶんばかにされたものだとお思いになりませんか。

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でんぐりがえし裏返し:20 表裏一体

2018年07月07日 | つぶやきの壺焼

メディアから責め立てが続く災厄を、たちまち好機到来に転換する方法があります。

いま名実ともに最強で、メディアが決してほめたたえることをしない人の、批判論をぶち上げればよいのです。

成功の見本があります。
B・Mという奇妙な呼び名がついた厚顔の糜正念のお方が使った方法です。

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でんぐりがえし裏返し:19 衣食住

2018年07月06日 | つぶやきの壺焼

生活の基礎は「衣食住」と言われますが、この順序は、たぶん発音しやすさからでしょう。

これを、楽しみやすい順に置き換えてみると「食衣住」になります。
ささやかな楽しみの場合、食は月額万円台、衣は10万円台、住では100万円台ということになりそうです。

さらに食と住を逆に換えた人の話もありました。
「グリモの午餐会」 澁澤龍彦

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でんぐりがえし裏返し:18 土

2018年07月05日 | つぶやきの壺焼

ねぎ作りの敵は雑草です。
太陽の光をそのまま浴びさせて作物を育てる畑に、雑草の種が運ばれて来ない場所を選ぶことはできません。
鳥も、虫も、風も来ない、そんな畑はどこにもないでしょう。

雑草の種は芽を出すために飛び散るので、土をかぶせて出た芽を伸ばさないことが唯一の対策と聞きました。

植物の種をまいたときには土をかぶせます。
芽を育てるのに欠かせない土も、ドサッとかぶせてやれば窒息剤ということなのでしょう。

薬の飲みすぎ、栄養の摂りすぎ、仕事のしすぎ、どれもみな活力の窒息源に変わります。

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でんぐりがえし裏返し:17 魔の時間

2018年07月04日 | つぶやきの壺焼

ひっくり返されるのは、いつもこの時間だった。

人間のすることで、成否を問われるものは、詰めで決まる。
わかっている、それがまた邪魔になる。
見せようとすれば、意識が散る。

祭りのときだけ帰ってきても、昔やっていたことしかできないだろう。
住み着いている魔ものを追い払うには、やはり時間の助けがいるのか。

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でんぐりがえし裏返し:16 めいあん

2018年07月03日 | つぶやきの壺焼

カップラーメンで有名な会社が、食べ物だけでなく、食のさまざま問題へのアプローチを考えているそうです。

そこでは面白いものが作られました。
カップ焼きそばのふた裏につく小さなキャベツをたたき落とす道具です。
湯切りしたあと、ふたの裏に残る細かいキャベツ片を8割がた落とせるというものです。

これが売れなかったのです。
なぜでしょうか。

食べ物の容器のふたについたものを落とすのは、それをどうしても食べたいからでなく、捨てるのが惜しいからでもなく、箸でこそげて蓋から取り去っていく作業をしている空気が心地よいからです。
「いただきます」と言った後でも、そのときにはまだ口の中に、話の邪魔をするほど大きなものが入っていません。
その間のおしゃべりが、一緒に食べる人との心のつながりを深めます。
そのだいじな時間を奪うようなお道具に、何千円ものお金を出す人は大勢はいません。

食のさまざま問題のとらえ方には、食べるときの手間をへらす時間短縮が、食べる楽しみを一緒に減らしてしまうことに気付かなければ、おかしなものを作ってしまう珍考案の繰り返しになるでしょう。

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でんぐりがえし裏返し:15 桜虎の戦い

2018年07月02日 | つぶやきの壺焼

第三者から見れば、当事者の腹の虫問題のようなことが、事件と名づけられるとつい耳をそばだてたくなります。
ただ、そばだてた耳に入ってくるのが、両方が「こちらがホントで向こうがウソ」という言い合いだけで、そこにはニュースの価値がありません。
その一例が、[桜H30/6/29] 対 [虎H30/6/15] のやり合いです。

裁判にかかっているホント競争から想像できるのは、告発したのが、この種の騒ぎを起こしたい仕掛け人かその一味で、裁判に思想信条感情勘定がごちゃごちゃに絡まっているのではないかということです。

藪の名は蕎麦だけで結構、ニューススタジオを藪にしてはいけません。

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