相撲のぶつかり稽古。
真正面から当たりま。
ちっこい相撲取りはんも 大きい人と。
弱い相撲取りはんも 強い人と。
正々堂々。負けても負けてもぶつかりま。
これが自分の今の実力。 仕方おまへん。
せやから 強うなるんですな。
正面から今の自分を鍛えんと 逃げて策を弄してたら 絶対に一人前の関取にはなれませんやろ。
世間の中で自分の弱さが判るから 自分の生きる道が見えるんちゃいまっか?
そうやって。誰にも負けへん 自分の 型 ができるんでしょうな。
ぶつかって負けるのは 大いなる自信になるはずでおま。
やりだした事は 正面からやる。
もうあかん! おもうたら しゃあないですけど。
しょうもない 理由で逃げたらあきまへん。
その理由ぐらいを守って生きていくのが関の山になるんちゃいますやろか。
あきらめて出て行くのはかましまへんけど 逃げたらあかん。
生を踏んで怖れず。
人それぞれの一生ですさかいに 選択は自由ですけどな。
一丁やったりましょか! わし弱いでっけど。 ちゅうもんも必要でっしゃろな。
弱かろうがアホやろうが情けなかろうとも
強かろうが利口やろうが自信があろうとも
人はそう思っていないことも多いものでございます。
自分に怖れんように。
よっしゃ!
生を踏んで怖れず。
南無煩悩大菩薩。