4百数十年の時を数える北条の500羅漢。
その一つ一つが湛える趣は、アルカイックアートのそれを感じさせる。
原初の想い。思慕というものの持つパワー。
斟酌なく手を合わせたくなるその成り立ちは不明。
いつ。誰が。何の為に。
知るすべは無いが。
境内での般若湯がいささか五臓六腑にじんわりと浸み入りました。
おいしゅうございました。
しずかで。しずかな。
あたたかいものが。
けばだち。ざわつく。
うわついたものを。
整えてくれる。
名も無き原初の風景。
じゅっぱひとからげ。にしないことの大事さよ。
十羽一唐揚げ。・・ちと違う。
同じ顔は一人もおらんのです。
羅漢さんと般若湯。
佳き哉。善き哉。