南無煩悩大菩薩

今日是好日也

ロマン。

2006-08-29 | 日日是好日。

応神天皇と仁徳天皇と悲運の皇子といわれる、うじのわきいらつこ を祀るは、世界遺産の宇治上神社。

日本最古の神社である。

そこに見つけたるは、提灯に描かれた紋様。

何を具象化しているのであろうか。

3名の合祀に由来しているようにも想われる。

今世紀初頭の日本書紀の登場人物達が11世紀の建てものに祀られている。21世紀の小生がそこにある一片の紋様から思いをはせる。

伝えるはなにか。

マチュピチュの遺跡にも通じる気脈。


現代的な視野しか持たない小生には、大いなるロマンとなる。


桧皮葺の質素ながらも工匠の贅を尽くした鎮魂のやしろに。

そこにあるイコン。



菊だろうか。橘だろうか。三位一体の歴史だろうか。

栗。ではないな。

ロマン。だ。マロンではないのだ。



知的好奇心が満たされる新たな発見への期待を秘めて。

ボケ防止の旅をするとき想う。

「何か未知なる物に出会う。狭量で小さき我が眼が開かれる。」


それがロマンだ。
コメント (2)
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