南無煩悩大菩薩

今日是好日也

寒梢秀ず。

2006-12-26 | つれづれの風景。

雲層低く重なり、陽光を隠す。

春来の候にあわせて、萌芽鎧を着る。

葉を落とすほどに身支度整い。

倒るまで永劫の営為の寒風景。

いざ支えん。わが梢。厳境の季の立ち行くを。



春までの芽吹くまでのこの姿が優れている。秀でている。
地味で、飾りなく、貧相でさえある。
が。
これなくして、何も立ち行かない。


落として。耐えよ。

寒梢秀ず。
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