2008年、わが国の年号平成20年。
この暮は、何かこのグローブの中の様相の、歴史的な本格調整の段階に入ったと見られる年として、やがて振り返らば、記憶に残る暮れになりそうでもあります。
それそのものは、よいことでもわるいことでもないのだが、良くするも悪くするも、「それ」への関わり方が、良し悪しを決めることがたくさんありそうです。
かの福沢諭吉翁は、学問のすすめにより、市井の人々の賢さが、国家を救う。と打開啓蒙の論陣を張りました。
清水寺での今年の揮毫は、「変」でありました。
変だと思えば、まわりに変えられる前に自分自身で変わることが、肝要だと存じます。
貧すれば窮す。
窮すれば、変すべし。
捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ。
ピンチはチャンス。
損と儲けのリスクは表裏一体。
人の振りみて我が振りなおせ。
良いことは長くは続かない。悪いことも長くは続かない。
勤勉勉励足るを知る。
果報は練って待て。
寒い冬こそ、家族で手を繋ぐ機会が増えるのであります。
来福笑門。
本分に立ち返ればおのずと、道は開かれておるものと、思う次第でございます。
季節は巡るも、はや師走も半ばでございまな。ご同輩。