荒涼ではあるが、不毛ではない土地というものがある。
もし土地がやせてしまったら、土を休ませねばならない。
ビタミンやミネラルの自然供給を待って、不毛化を回避する。
広陵が荒涼に見えるのは、そんなときである。
痩せているにもかかわらず、土を酷使すれば、回復力は極端に弱くなり、やがては不毛の土地と化す。
なにごとも、育てながら使うことがなければ、それは不毛の駄作といわざるを得ないだろう。
あせらないあせらない。
時には、荒涼にみえるその景色も、咲き誇る花園の前の準備期間なのである。
土の回復に一番利くのは、こん畜生!のクソ!かも知れない。