お遍路さんのための、無料休憩所。
漁村の民家が、任意でかまえてくれている。
へんろ路には、私設公設問わず、いたるところにこうした、お接待処がある。
苦行のお遍路さんに奉仕をすることで、自分も一緒に回る、又それ以上の功徳があると、地元では信じられている。
自分は生活があったり、体がもう言うことをきかなかったりと、いろんな事情があってできないぶん、自分にできる徳を積むのである。
うまい具合にそろそろ疲れを癒したいと思うところにはちゃんとある。
誰もいないけれど、仕事を縫って、見知らぬ人の為へのしつらえからは、
難儀でしょうがゆっくり休んでいって下さいというメッセージが伝わる。
ありがたい。
が残っているコミュニティーは、元気をもらえる。