南無煩悩大菩薩

今日是好日也

十牛の図、その八。

2011-08-08 | 有屋無屋の遍路。
8. 「人牛倶忘」 一円相 人も牛も忘れた絶対空の世界


多角形の角を増やせば増やすほど、円に近づきます。

角を取ることで、氷は解けづらくなります。

角があれば、角は強いけれど、辺は弱くなります。

でも角が無ければ、私たちはとても不安かもしれません。
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十牛の図、その九。

2011-08-08 | 有屋無屋の遍路。
9. 「返本還源」 人も牛も消え、花と水の自然に還る


もっていたものがなくなると、人は喪失感を持ち、それを取り戻そうとします。

でも、

あったことがなくなったのと、なくなったということがあったのと、どうちがうのでしょか。
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十牛の図、その十。

2011-08-08 | 有屋無屋の遍路。
10. 「入廛垂手」 童子は布袋と対面、世間に還る


たぶん私たちは大変興味深い世界にいるようです。そしてこの未熟な手はおぼろげながらも小さな意思を持って「それ」を探しているようです。

私は、牛は、童子、布袋は、どのようなものか。
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