南無煩悩大菩薩

今日是好日也

せいかあるはずがないがしろ。

2012-07-20 | 世界の写窓から
(photo/Werner Bischof)

「お前は根性が曲がっているのだから、姿勢だけは良くしなさい。」

明治女の長生きしたばあさんに云われてたせいか、小学校の頃は剣道をやっていたせいか、せいかせいかの成果で、多少は姿勢がましなようです。

この頃歳を重ねたせいか実感するのは、なるほどなるほどと思うことが多くなったということです。

姿勢を意識して正していると、あんまり卑屈にならない、ちょっとだけ余裕が持てる、ような気がします。

幼少の時分に牛の糞にまみれて育った子はアトピー症になりづらい、なんていう話も聞きますがそのせいかでしょうか、小生の持病は痔病ぐらいで今まで来ています。

作法という言葉があります、これなどもなにかのせいかせいかで成果を得られる為の一連の訓練動作だと思われます。

ないがしろにしなければ大きな美徳を産むが、それが何のせいなのかが良くわからない事がたくさんありそうです。

ないがしろにすれば、いつか成るはずの美徳も永遠に失われるということでもあります。
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