南無煩悩大菩薩

今日是好日也

理想の型。

2013-03-27 | 意匠芸術美術音楽
(十二代団十郎/勧進帳より)

型破りなことをするのに型がいる。

型を守り、破り、離れ、磨玉の新たな型を身に付ける。

それを精進という。

型はなにも特殊な芸の中だけに留まらず、日常の社会生活でも私たちは型を持っている。ルーティンと呼ばれるものだ。

「型にはまった日常の些事は、哲学や詩の最高峰と同じ水準の、文化の理想についてのコメントになっている」という誰かの言葉をここで引用しておこうと思う。
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