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こんな話がある。幕末の漢詩人として知られる燕石は、博打が三度の飯より好きと言う人で、よく門人から諫められていたという。
「先生、詩人の名に傷がつきます。やめてください」
すると燕石笑ってこう応じたという。
「詩人の博打うちだと云うからいけない。博打うちが詩をつくっているといえば美しいじゃないか」
また、豊臣秀吉があるとき侍臣らに、「わしを猿に似ているという者たちがあるがほんとに似ておるか」と問うた。
だれも答えるのを憚っていると、曾呂利新左衛門が進み出て、「いやいや殿下は猿に似ているのではありません。猿が殿下に似ておるのです」。
とまた、こんな話を思い出した。
新地のホステスが、「私、実は女子大生なんです」
するとある男がこう言って返した。「女子大生のホステスかあ。てっきりホステスが女子大に通ってるのかと思っていた」