南無煩悩大菩薩

今日是好日也

布袋の袋。

2007-05-15 | 壹弍の賛詩悟録句樂帳。

すっからかん。きれいさっぱり。

なにもない。ということは、なんでもいれられるということ。

さすが布袋さんは大物だ。

なーんもはいっちゃあいないが、入れ物はどでかい。

そこが大事。

人間本来無一物。



1年ほっといても使えなかったものは、捨ててみるか。

・・・わしが一番先に捨てられそうや。わはは。

・・・。



この袋 あけてみたればなにもなし。
なにもなひこそ なにもありけれ。

-沢庵禅師-
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寿山の風景。

2007-05-14 | なんとなく落書。

ことほぎのふうけい。



ことほぎ川。

ことほぎ街。

ことほぎ山。


なんということはない普通の中のことほぎ。


なんということもなくうかびめぐるたたずまい。


茫洋とする記憶に茫洋とする想い。


わるくない。

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否応。

2007-05-13 | 酔唄抄。

「ど、どうだろう。もう一杯だけ。というわけにはいくめぇか。」

「もうおよしよ。おこるよ。」




鬼に見えたり。仏に見えたり。




やむにやまれぬ この浮世。

よしてくれたる うれしさよ。


因果だねぇ。


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学べ。

2007-05-12 | 壹弍の賛詩悟録句樂帳。

汝我等諸人、この学社に来たって、道の為に首を同じくす。


困すれど窮するなかれ、貧すれど卑することなかれ。


身ありて験せざること無し。口あって食わざることなし。


心ありて思わざること無し。


人いきて 学ばざること無し。


すべからく十二時中なにごとか、窮めきたり、窮めさるべし。


下手を顧みることなかれ。


朝に紅顔の幼童も、夕べには白髪の翁となる。


いっときの機会はなはだ少なし。


慎んで、その発起のことわり、見逃すことなかれ。


学べや 学べ。



-無屋無山人-

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浮世舟。

2007-05-11 | なんとなく落書。


夢のうちは 夢もうつつも 夢ならば


さめねば夢も うつつとを知れ。


-覚鑁和尚-





乗合わす 人のまれにも さめてみよ


うつつ夢こぐ 浮世舟。


-無山人無屋-

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じゅうろく。

2007-05-10 | なんとなく落書。

じゅうろく。てなんですの?


「ごごの紅茶。はっぱでドカン!。いちいちうるさい。」
ときたらなんやねん?


あ。獅子。か。
ややこしいことしなはんな。


ひまなんや。


話しちゃうけどな、「骨折り損の、くたびれもうけ。」ちゅうことわざありますやろ。

わしこないだな。経験したんやで。



なんですの。


あんな。「飛び降り損じて、くたばりそうや。」


ちゃうやん。




面目ない。

真面目にいくわな。獅子は千尋の谷に子供を突き落とす。いうやろ。
剣のな、極意でな、ええ教えがあんねん。


「きりむすぶ 太刀の下こそ地獄なれ とびこみゆけば そこが極楽。」


じゅうろくの気持ち。わかるやないか。

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にょしょう。

2007-05-09 | なんとなく落書。

僕は男だから思うのかもしれないが、想像力を逞しくしてくれる対象としては、やはりにょしょうの不可思議は大変魅力的かつ神秘的なのです。

如来や菩薩はもちろん、般若や閻魔までが、ひとおしくにょしょうの化身に思えることがあるくらいです。

棟方志功さんは、プリンプリンの菩薩や如来を彫って確かこんな風なことをいっておりました。
「ありがたいのは、額に光輪を入れるだけで、全てが崇高さを持つのです。」と。


わかるきがします。


にょしょうのなにをもって、崇高なものとするのかは、男の甲斐性であり、またエゴイズムなのかもわかりません。


ないものねだりの子守唄。のような心持で、わたしは「じょせい」とはちがう「にょしょう」を描いてみたくなるのです。

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孟宗の子。

2007-05-08 | つれづれの風景。

別名:竹の子。


なにをもうそう、我こそは筍なり。

日毎四センチは成長する。

幾たびか皮を脱ぎ。丈夫を節つくるものなり。

すえよろしく、孟宗となる。

天高く光と風にまぐわうのである。


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飛込。

2007-05-07 | なんとなく落書。

早いところでは、海開き。

あさりも、あっさり食えなく、何トン無駄か、プランクトン。

もとい。



飛び込む。

ここは思い切って飛び込む。


虎穴に入らずんば虎児を得ず。

窮鳥もふところ入れば撃たれまい。


童心に飛び込むことを忘れまい。

もちろん。童心に木に登ることとて。

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みちゆき。

2007-05-06 | なんとなく落書。



あわゆきの 夢は 枯野を駆け巡る。






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過し方。

2007-05-05 | 壹弍の賛詩悟録句樂帳。

歩々綿々。

騰々兀々(ごつごつ)。

この身を送る。


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身分。

2007-05-04 | なんとなく落書。

え!なんですって?

士農工商ってえのは。

そりゃあ、塩コショウのことですかい?


自分の身分相応ぐらいは、心がけていますんで。へぇ。

人様に決めていただく筋合いのものじゃぁござんせん。

あっしは、上のご身分様は、かかあで十分懲りておりやす。



身分なんてものは、なますに切り刻んどいておくんなさい。

そうすりゃあ、ちったあ食いやすくなるってもんだ。


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破壊者。

2007-05-03 | 日日是好日。

経済活動は、社会活動に連動する。

社会活動は、歴史動向に連動する。

歴史動向は、破壊と創造に起居する。

破壊は常に創造の卵だ。

創造の過程に破壊が必要なのではなく、破壊があるから創造が起こるのだ。


そのように思える。




創造的破壊者。
100年も前に、ジョセフ・シュンペーターはそう呼んだ。

経済活動の現実は、創造的破壊による動的な不均衡である。
と彼はいった。


動的な不均衡。の連続体。
まさしく、世の中だ。



越中富山の薬売り。
商業界の偉大なイノベーターであり、後の近江商人、なにわあきんどに続く、あきないの原典ともいえるマーチャンダイザーであった。

そのあきないのスタイルは、創造的だ。
それまでの因習・慣習・あたりまえの先入観の破壊があった。


帰結、越中富山の薬売りの創造的破壊者としての面目が、後の歴史的流れ、流通の概念の先駆者だと、後世の者をして思わせる。


一発の破壊力は、長い年月に渡って、その創造活動としてのあきないを生み出す。

創造活動が、借り物になり、物真似になり、腐ってくると、そぞろ破壊者に声が掛かる。

歴史に学ぶと、そんなような印象を受ける。



翻ろう。


彼ら、ギルドとも呼べる共同体の破壊兵器名は、「反魂丹」なのである。

まんきんたん。でも、あんぽんたん。でもない。

はんごんたん。なのである。


破壊者達だ。

越中は、ふんどしだけではない。


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寺子屋。

2007-05-02 | なんとなく落書。

指南所、手習所ともよばれた、今で言う学校。


8代将軍吉宗候の計らいで、室鳩巣が編さんしたという道徳の教科書に「六諭衍義大意」というものがございます。


そのなかに「しなくてはいけないこと」の6つが書かれています。

・親孝行をしなさい。
・年上の者を敬いなさい。
・隣近所と仲良くしなさい。
・子供のお手本になるような生き方をしなさい。
・仕事はしっかりしなさい。
・間違ったことはするな。

です。これさえ守っていればよい。と教えられたようであります。



私は、生まれ変わりたいなぞと思ったことはいっさいこっきりも、ありませんが、できることなら、寺子屋の時代に舞い戻って、基礎の基礎からやり直したほうがいいんじゃねえか。

とおもう今日この頃であります。

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愚の如く。

2007-05-01 | 日日是好日。

人間を、「にんげん」と詠むか、「じんかん」と詠むか。

わたしは、「じんかん」と詠むほうが、性に合う。




人間一生物見遊山。

愚の如く。魯の如し。




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