経済活動は、社会活動に連動する。
社会活動は、歴史動向に連動する。
歴史動向は、破壊と創造に起居する。
破壊は常に創造の卵だ。
創造の過程に破壊が必要なのではなく、破壊があるから創造が起こるのだ。
そのように思える。
創造的破壊者。
100年も前に、ジョセフ・シュンペーターはそう呼んだ。
経済活動の現実は、創造的破壊による動的な不均衡である。
と彼はいった。
動的な不均衡。の連続体。
まさしく、世の中だ。
越中富山の薬売り。
商業界の偉大なイノベーターであり、後の近江商人、なにわあきんどに続く、あきないの原典ともいえるマーチャンダイザーであった。
そのあきないのスタイルは、創造的だ。
それまでの因習・慣習・あたりまえの先入観の破壊があった。
帰結、越中富山の薬売りの創造的破壊者としての面目が、後の歴史的流れ、流通の概念の先駆者だと、後世の者をして思わせる。
一発の破壊力は、長い年月に渡って、その創造活動としてのあきないを生み出す。
創造活動が、借り物になり、物真似になり、腐ってくると、そぞろ破壊者に声が掛かる。
歴史に学ぶと、そんなような印象を受ける。
翻ろう。
彼ら、ギルドとも呼べる共同体の破壊兵器名は、「反魂丹」なのである。
まんきんたん。でも、あんぽんたん。でもない。
はんごんたん。なのである。
破壊者達だ。
越中は、ふんどしだけではない。