バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

草のリサイクルシステム

2008-08-21 14:20:49 | ライフスタイル
草はどんどん育つ。
土の栄養惜しみなく吸収し、大陽の恵みを受け,自由きままに夏を謳歌した草ども。
そういつまでも好き勝手にさせておくわけにはいかない。
一念発起して1日半かけて、うちから立ち退いてもらうことにした。
もう十分青春を謳歌し,中年期を過ぎたのか、意外と足下の力は弱く,引っ張るとくたびれた根がバサッとぬけてきた。
土がどばっとついてくると処理が面倒だが,ブッツンブッツンと取れる。
野田市は雑草や選定枝を無料で回収し,堆肥化して農家に配布するシステムがある。
取った草は根の土をはらい、ひもで束ね、あるいは袋に入れ,玄関前においておけば回収してもらえる。
格闘の結果、大がかえサイズの束が9、袋が2、剪定枝1束なり。
これだけの量だと2度に分けて申請するよう言われるが、盆あけだったために依頼が少なかったのか,すんなり,しかも申し込んだ翌日に全て回収してもらえた。
積み上げられた雑草の束が回収され,つい数日前までに庭を一面に覆っていた厄介者がすっかり消え,何もかもなかったことにできるこのシステム。
家にある不要品を惜しみなく捨てた場合,家はすっきりしても、ゴミを増やしてしまった罪悪感が伴うが、雑草の場合リサイクルされると思うから晴れ晴れした気持ちでいられる。なんとすばらしいシステム。
次ぎはこんなにためないようにしよう。といつも思う。