バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

ありそーと思わせるが勝ち

2008-08-07 10:18:09 | バネ
 中1数学
 方程式、食塩水問題。
 苦手な人多いけど,ビーカーを必要個数書きそこに数字を当てはめていくだけで完全に解けます。だからコツがわかった人は,食塩水問題は簡単だねーとなりますが、うまくいかない人に理由は2つありました。
 まず一つ目。
 蒸発させたら,水だけが減るとか,水だけを加えるということは、加えるビーカーに濃さは関係ないなど,理屈がわからないタイプ。そんな人は実際に塩水飲ませたろかー。「冷蔵庫に作っておいたカルピスを弟が半分飲んでしまいました。このままではお姉ちゃんにおこられると思った弟は,水を足しておきました」と現実にありそうな状況で説明すると,イメージは納得。
 2点目は、何たって計算力です。300gの2%を60とやってしまうのだから,式を作る時点でアウトーです。さらに小数の方程式計算で,両辺に10とか100をかけて整数にするあたりがど、どうも?なんです。両辺にかけると覚えずに,すべての項に1回ずつかけると説明したら正解するようになりました。
 小学生は速さ「旅人算」です。ランドセルを忘れたY君を、5分後におばあちゃんが追いかける場合で説明。すると、「おいつかないよー」と全員。フムフム、映像がイメージできてきたね。そこでおばあちゃんにはローラースケートはいてもらいます。ありえねー、とかいいながらもみんなノリノリで解き、なんとか理解できた様子。ほかのパターンも全て非現実的な具体例で説明すると,わかったみたいですが、どうでしょう。今日、確認テストで試してみます。