バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

土足厳禁

2008-11-08 06:51:58 | ライフスタイル
 娘の自転車直しがてら、そのまま自転車でおかず買いにいく。
 朝は寒かったけど,ぽかぽかしていて自転車気持ちいい。
 買いすぎないようにカートはやめ、カゴを腕にかけブラブラ買い物する。いつも忙しく買うけど,ちょっと時間に余裕があって,ゆったりした気分の買い物。
 若いお母さんが,子供を抱っこしながら買い物している。抱っこをせがんてカートに収まっていない子なんでしょう。ちょっとうらやましい。あんな風に、また子供だっこして子育てどっぷりしてみたい。
 その親子が買い物を終え,サッカー台で袋詰めしていた。その時、子供をサッカー台の上に乗せていた。靴はいたまま。アリエナイ。食品乗せるところに土足で乗せるなんて。というより,台の上に乗せるなんて。しかし注意できなかった。店の人も見て見ぬ振り。まったくもう、と思いながら結局おばさんになれなかった。そう言えばこの若いお母さん、シャケとろうとしゃがんだとき,お尻半分出していた。ソンナ格好してないで,まともな子育てしなさい!と、心の中で日本の正しいPTAは叫ぶのでした。
 そしてそのままMacにフラーと立寄り、バンのおやつでも買って一緒に庭で食べるかと思い,買ってから「しまった、今日自転車じゃん」。溶けちゃうから店内で食べることにした。ほどなく向かい側に主婦二人組が座る。その席はさっきまで親子連れがめちゃくちゃに食べていたところ。ソファーの上に土足の幼児乗っていた。アーアー,あんな汚いところ座っちゃってと思いながら見ていると、バックからウエットテッシュ出し、テーブルからソファーまできれいに拭いてから座った。さすが、おばさん。汚いとか,何だ今の親子は!って不満言うより、自分でサッサときれいにしてしまう。
 えっ、そう言えば,今座っているこの席。ここももしかしら前の親子が土足使用していたところなんじゃないの、と思わず腰持ち上げて確認してしまった。やれやれ,どうなってんだ,日本。

つんどくも読書のうち

2008-11-08 06:28:33 | ライフスタイル
 本が減らないと嘆くが、ついに本を捨てることができたと書いているある作家のエッセイを,図書館で借りてきて読む。
 そうそう、うちも本減らない。書店でちょっと興味引いても,つい買ってしまうから本が増える。さりとて読む時間がなく,買ったまま積んでおくことも多い。
 NHKの番組で自分の好きな一冊を取り上げている。昨日の人は三島由紀夫の金閣寺をあげていた。その中で印象的な一節を紹介していた.「人生を終末側から眺める」云々と続く。10年前なら心に響かなかっただろうこの言葉。そうだよねー、と思わず深い呼吸してしまった。
 夜夫とアイス買いに行きながらこの話をすると、「それは死生観って言うんだよ。」とあっさり。そして「本棚の本めくったら,昔とは感じ方が違う。いまだからわかってくることがあるんだ」と力説していた。
 そうなんだよね。だから本は捨てられない。つんどくも読書のうち。手元に置いておけばいつか読む機会があるから。