バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

下が強い理由その1

2009-01-14 07:26:32 | Badminton
 バドミントンは道具を使うスポーツだから,それなりの時間練習しないとそれなりにならない。だから野田市でとりくんでいるサタデークラブみたいに月に1回程度では、バドミントンで遊ぶで終わってしまう。だからサタクラに来る子には、「あたる」楽しさ。更には「打ち続ける」楽しさを味わってもらおうと思っている。そうなるといわゆるフライパン打ちでも「まぁいいか」ってことになってしまうのです。これがジュニアになると最初はそれで良いにしても,いつまでもそのままでは先はない。となるが、実は大きな落とし穴は、最初はそれでいいの感覚です。サタクラから移行して来たり,中学年から始めたりすると,とにかく当てたい,とにかく打ち続けたい、そして早くみんなに追いつきたいから始まるから,活動が軌道に乗って来た頃にはフライパン打ちが固定してしまいがちです。幼稚園児や低学年生だと力がないからガンガン打ち合うことできないために,我流フライパン打ちのまま打ち続けることにはならないけど、それなりに力があると,力任せに打って飛ばせるから,一層その打ち方が定着してしまう。先日もそんな子に遭遇し,もっと最初に徹底すべきだったと反省しています。しかし、最初に基本練習ばかりでは、楽しくないとやめてしまうかもしれないという懸念から,楽しさに迎合した練習になるのはやむを得ない部分もあり、これもいたしかたないこと。だから兄姉がジュニアにいると,その下の子は強いのです。導入での余計な気遣いいらないし,基本練習の大切さを親子ともども解っているから。
 思いたったが吉日。直したいと思ったときにしっかり直してあげよう。