WBC見ながら時間を効率よく使うには、と考えると、そうだガット張ってしまおう。5本たまっている。
開会式君が代の時は選手の表情を見るために手を休める。なんだかメロディアレンジされてて,ちょっと変なの。選手も気を入れるタイミングはぐらかされないかな。続いて韓国側に回ったので,手は動かし耳だけで見る。このあたりで1本終了。順調です。いざゲームが始まるとイチローのヒットでしばらくガットどころでなくなる。裏に回ると耳だけ観戦できるようになる。日本の攻めの時、特にイチローの打順ではトイレすらいかれないということがわかった。野球見る時ってこんな感じなんだ。今日は日本中みんなテレビ見ているのかな。いいところでピンポーン。ダッシュで出ると新聞勧誘の人。この人テレビ見ていないんだ。ダッシュで戻り、ガット張りどこまでだったかわからなくなり,少し時間の無駄をする。
4本目に入ったところで、穴間違えてやり直したり,途中でテンション変えるの忘れたり、さらには止めないうちに緩めてしまい、また張り直しになったり。もう上の空では張れやしない。それに全く気が入っていないラケットで試合したら負けちゃうかもしれない。と理由つけて、本日ガット張りは終了ということで。
それでも、貧乏性なので、何もしないで野球だけ見ているのは時間がもったいないから、部屋移動して遠征の荷造りしながら観戦。しかしそれすらできない。広げたスーツケースに荷物を放りこんでいくけど、何を用意するか頭が働かない。結局リビングに戻りソファでどっぷり四つの体勢で観戦。するとまたしてもピンポーン。だれよー?ダッシュで出ると、宅急便の人。無表情で無言で荷物もって立っていた。この人上の空だ。ラジオ聞きながら仕事しているんでしょ。
そうこうしているうち8回表(だったかな)、期待のイチローがスカーンと打つと,思わず,一人なのに,声をあげてしまった。チャーみたいに。テラスで寝ていたバンは,「何か一大事か?」と心配して吠えてくれている。そして向かえた延長のイチローの打順。どうして、これほどまでにドラマよりドラマチックなのか。日本中、いえ世界中の人がイチローの心に同化し、同じ小説を読み進めているような感じがする。そして小説のクライマックスを手に汗握りながら読む。
イチローのインタビューは,作家のあとがきを読むようにとても重要な部分。「ぼくは持ってますね。」そのとおり。しかし一瞬肩をすくめて、そのあとすぐに「神が降りてきました。」と切り替えたけど。いいジャンいいじゃん,言っちゃえば。この小説を読んでいた人は最初の一言にうなずいたことでしょう。
本読む時はながら読みしないし,時間無駄にしていると思ったことはない。たかが野球観戦と思っていたけど,名作1冊読み終えたように,心が饒舌になるのでした。
開会式君が代の時は選手の表情を見るために手を休める。なんだかメロディアレンジされてて,ちょっと変なの。選手も気を入れるタイミングはぐらかされないかな。続いて韓国側に回ったので,手は動かし耳だけで見る。このあたりで1本終了。順調です。いざゲームが始まるとイチローのヒットでしばらくガットどころでなくなる。裏に回ると耳だけ観戦できるようになる。日本の攻めの時、特にイチローの打順ではトイレすらいかれないということがわかった。野球見る時ってこんな感じなんだ。今日は日本中みんなテレビ見ているのかな。いいところでピンポーン。ダッシュで出ると新聞勧誘の人。この人テレビ見ていないんだ。ダッシュで戻り、ガット張りどこまでだったかわからなくなり,少し時間の無駄をする。
4本目に入ったところで、穴間違えてやり直したり,途中でテンション変えるの忘れたり、さらには止めないうちに緩めてしまい、また張り直しになったり。もう上の空では張れやしない。それに全く気が入っていないラケットで試合したら負けちゃうかもしれない。と理由つけて、本日ガット張りは終了ということで。
それでも、貧乏性なので、何もしないで野球だけ見ているのは時間がもったいないから、部屋移動して遠征の荷造りしながら観戦。しかしそれすらできない。広げたスーツケースに荷物を放りこんでいくけど、何を用意するか頭が働かない。結局リビングに戻りソファでどっぷり四つの体勢で観戦。するとまたしてもピンポーン。だれよー?ダッシュで出ると、宅急便の人。無表情で無言で荷物もって立っていた。この人上の空だ。ラジオ聞きながら仕事しているんでしょ。
そうこうしているうち8回表(だったかな)、期待のイチローがスカーンと打つと,思わず,一人なのに,声をあげてしまった。チャーみたいに。テラスで寝ていたバンは,「何か一大事か?」と心配して吠えてくれている。そして向かえた延長のイチローの打順。どうして、これほどまでにドラマよりドラマチックなのか。日本中、いえ世界中の人がイチローの心に同化し、同じ小説を読み進めているような感じがする。そして小説のクライマックスを手に汗握りながら読む。
イチローのインタビューは,作家のあとがきを読むようにとても重要な部分。「ぼくは持ってますね。」そのとおり。しかし一瞬肩をすくめて、そのあとすぐに「神が降りてきました。」と切り替えたけど。いいジャンいいじゃん,言っちゃえば。この小説を読んでいた人は最初の一言にうなずいたことでしょう。
本読む時はながら読みしないし,時間無駄にしていると思ったことはない。たかが野球観戦と思っていたけど,名作1冊読み終えたように,心が饒舌になるのでした。