先日型をとった歯の詰め物をはめこむ。9時に予約していたから、ああいうせっかちな人は遅れてはいけないと思い,5分前に到着。院内は先生のみ。私のあとから受付の人とかスタッフが到着。そして9時ピッタリに治療開始。「どうでしたか?」と一応聞くから,物を噛むとずっと痛かったけど,昨日から痛くなくなったけど,どういうわけか4本隣の歯が痛いけど、たぶん神経が反応していると思う。と早口で素人判断を言いきる。どう?って聞かれたから一気に説明しきったのに、先生は流して詰め物の作業。うーん,今日も手強い。「接着剤つけますから,風かけますよ。しみますよ。痛いけど我慢して下さいね」早口で,痛い痛いを連呼。両手をギュッと握るけど,ほんの少しシュパッしただけ。まだ痛いのが続くかと思うと,痛いのはこれで終わりみたい。握っていた拳の指を一つずつほぐす。この先生が痛いよって言うのは,意外とたいしたことないのだということがわかったけど、やはり「痛いよ」という言葉には脳みそが反応してしまうでしょ。「見たところ手前の歯は何ともないから,確かに神経が反応していたのでしょう」と突然先ほどの私の見解を肯定。なかなかやるね,先生。素人のくせに黙っとれ!って怒って,患者の話聞かない医者多いけど,聞く耳もっているということです。そして急にサービス精神が沸いたのか、「こんな感じですよ」って、さっと私の目の前に歯の型を見せてくれるが、あまりにも早い動作で、ピント合わせ間に合わず何も見えない。
接着剤が固まるまで待っていると,診察台から,向かいの道路を杖ついてわたってくるおばあさんが見えた。しばらくするとそのおばあさんが診察室に入って来た。先生は「ゆっくりでいいですよ。いそがなくていいですよ」と3倍くらいの時間をかけて言葉を発しているではないですか。この先生,ゆっくりしゃべれるんだ。おばあさんバージョン接客か。気配り上手な先生は,さっきまでの早口は私バージョンだったわけ?
診察室を出ると9時15分。さすが。
接着剤が固まるまで待っていると,診察台から,向かいの道路を杖ついてわたってくるおばあさんが見えた。しばらくするとそのおばあさんが診察室に入って来た。先生は「ゆっくりでいいですよ。いそがなくていいですよ」と3倍くらいの時間をかけて言葉を発しているではないですか。この先生,ゆっくりしゃべれるんだ。おばあさんバージョン接客か。気配り上手な先生は,さっきまでの早口は私バージョンだったわけ?
診察室を出ると9時15分。さすが。