バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

ナビがあるから不足は補える

2009-07-24 15:24:37 | バネ
 女性は地図が読めない、一方男性は地図が得意といわれているが、これは太古の頃の生活習慣でそなわった性差能力だという。男の頭にはGPSがインプットされているらしい。そんなものない女の頭では2.3回右左と曲がると、もとの道たどって帰れないことになる。一度間違えると、もう今自分がどっちの方向に向かっているのか、どっちに戻るべきなのかもわからなくなってしまう。だいたい方向定めて走り進むことができる道ならいいのだけれど、大きく左に迂回しながら右を目指すルートなんかだと、何度も「あれっ?」ってなる。こんな道野田の街中にあって、いつもやられてしまう。
 地図を逆さまに見て進むなんて、イクゾウに言わせると「ありえない」芸であって、そんなんだからたいていの女子は図形問題が苦手。図を逆さまに見たり、裏から見たりなんて、何度説明してもできない。できない自分ができない生徒に教えるのだから、そこは女子の視点に立った女子バージョンの指導法があり、もしかしたらこれは男の数学の先生にはない指導法ではないかと思う。
 一方、文章理解能力となると、やはりこれも太古に備わった性差能力らしく、男の脳みそは文章説明をイメージする能力が劣るらしい。算数文章問題を図に書いて説明すると、「なーんだ、そういうことか」と突然目が輝く男子生徒たくさんいたけど、男の脳みそって、なーんだその程度かと笑い飛ばしたくなることがある。この脳みそに、文章を味わう楽しみを教えようというのだから、何か女には気がつかないびっくりするような指導法があるのではないか。そんな思いから男性講師が文章読解をひもといている教材に目を通してみたが、何もうろこは落ちなかった。
 案外、これまで目にしてきた、なんでこんな指導法なの?ってのが男脳にマッチしているのかもしれない。