バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

春期講習にどっぷり

2012-03-30 08:53:09 | バネ
 春期講習中で,毎日てんやわんや。

 講習の良いところは,毎日連続してできること。だから前日内容を復習し,次ぎへと進めるから学習内容が定着しやすい。もう一つは,学校の授業が進まないから、じっくり苦手単元に取り組めること。

 そんなわけで新小六は割合にどっぷり。昨日は食塩水問題中心に学習。
 新中一は先取り学習で文字と式まで終了。中学受験学習ででここに繋がる計算や立式十分やってあったから、簡単な説明ですんなりできた。それにしても今年の子は特に順調で、予定の3倍ほどのペースで進んだ。この分だと残り2日は英語ができる。この学年には中学受験後にフォニックスを叩き込んでいるから、発音と文字の関係はぼちぼち理解できている。だから、おそらく最初の英語の関門はbe動詞と一般動詞の区別でしょう。この区別があいまいなまま中三を迎え、「英語よくわっかんないんだよねー」と言う子がどれだけいることか。また、そうなってしまった子に時間かけて説明しても、多分この子完全にわかっていないだろうな、と指導のむなしさを感じること度々。英語の構造をわかってもらうには日本語との違いで説明すれば良いけど、その日本語の理解が十分でないのだから、構造の違いをどんなに説明しても??が続く。ましてや日本語を正確に理解できないということは、こちらの説明を聞き取ることができない。うーんと重たい気持ちになる。こういう子を投げ出さず、どうやったらモヤから抜け出させてあげられるか。
 話しはそれてしまうけど,バドミントン指導で工夫したのはこの点。子ども達がどうしたら理解できるかいろいろ工夫した挙げ句、バドミントンの動きを日常の動作に置き換えて、子どもが分かりやすい言葉を当てはめて説明するようにした。こんな感じと視覚に訴えるだけでなく、動作を簡略化しデフォルメした言葉をつけた方が、子どもには分かりやすいし,指導が記号化され、こちらもやりやすかった。
 これと同じことを中学英語学習でもやれば良いのです。勉強はスポーツと違うという大前提が間違いかもね。結局はどちらもトレーニングを継続し,工夫し努力して技能を身につけるのだから、勉強だってスポーツみたいにデフォルメしても良いのです。
 と、ドンドン話しはそれてしまったので。

 新中2と3は英語の前置詞と数学の資料の整理を全員で学習し,その後は各自の弱点学習ということで新中三は受動態と確率に重点を置く。
 新中二はなんたって関数。比例、反比例、一次関数。やっぱりここはほとんど忘れてる。説明、テスト、解説と繰り返すけど、なかなか定着しない。

 残り二日。どれだけ進められるか。