バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

変わらないね、は褒め言葉である

2012-10-01 08:06:40 | ライフスタイル
 久しぶりの人たちと集う会、これが先週2回あった。
 だいだいこういう場で最初に交わされる言葉は「変わらないよねー。」
 若い頃はこう言われるのは厭だった。変わることが進化だったから。
 変わらないということは実は安心であり、安定であるということがわかる様になった今日この頃。

 1回目の集う会では、若い子はさておき,当時の保護者と二次会に繰り出した。あの頃よく家で夜遅くまで大騒ぎしたメンバー。「あの頃はよかったね」とお決まりの想い出話となる。今になって振り返るとあの頃は良かったと言えるけど,当時は全てがよかったわけではない。大変の方が先立っていたような気がする。だいたい,毎日が合宿のような生活の中で子育てし,バネやジュニアをやっていたわけだから楽だったわけはない。でもこれらが想い出に昇華すると,苦労もなにもかも美談となり,確かにその中にある美の本質もわかるのだから、心の底から「あの頃は良かったね」と言えるのである。
 そして2回目の集い。当時の女子高生はお母さんとなり,今子育てに奮闘中らしい。「あの頃は大変じゃなかったですか?」そう,大変だったよ。でもおもしろかった、今思えばね、と返す。何か気の利いた話しをしたいけど,騒音で大したこと言えず。子育てはほんの短い間のことだから、全力投球でいこうと話すのが精一杯だった。

 そして昨日。雨足が強くなる前に部員を駅まで送ろうと車で学校に向かう。そこへ先日の保護者二次会になぜか参加していた,若い方のOBに会う。「先日はご苦労様でした。あの後、大丈夫でしたか?」って、何が?何をこの子は心配しているんだろう。還暦を迎えようとしている元保護者の、振り付き「年下の男の子」フルコーラスで聞いちゃったから?次の日のど痛めて声だしにくくなったから?なんだかよくわからないけど、何を心配されているんだかよくわからないけど、それもいいね。
 

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