バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

二人三脚?で作品整理

2019-09-20 15:40:18 | 
どうにもこうにも、作業がはかどらない。
この際徹底的に精査し、記録し、整然と並べよう! と思うものの、いっこうに進まない。

一つ作業して、ため息。
また一つ進んで、休憩。

何を遅々と進めているかというと、池田輝作品の記録。
池田輝が一生をかけた仕事の全貌をまず自分が把握し、できれば皆さんが閲覧しやすいようにデータ化し、さらには「実物はこれです!」とさっと出せるようにしたい。と思っている。

一つ一つ写真を撮り、パソコンに入力しながら、記録を残すにはもっと良い方法があるかもしれないという迷いがあるからサクサク進まないのかも?

もっと良い方法が見つかったら、その時一括変換すればいいじゃん、とは思うけど…。

こんなことなら、もっと長生きして、自分でしっかり記録残してよ、と言いたくなる。

本人が横にいて、解説入れてもらいながらこうしてパソコンに整理しているなら、それはどんなに楽しい作業だろう。

奥から古い絵を出し、並べる。
すると、父はいつもやっていたように目を細めて指をかざし構図や色を確認しながらきっとこう言うだろう。「いい絵だなー」と。

はい、次。とせかしたくなるのに、そうしていつまでも1枚の絵を眺めている父の横で、せかすのを諦めコーヒーを煎れに行く自分がいる。
1枚の絵の記録をとり、コーヒーブレイク。
結局隣に本人がいても今みたいに作業は進まないのだろう。

と、背中がぞぞっとした。
後ろで何か言っている気がする。
お彼岸だもの。



「座」1988年 S80号


「立つ」1998年 S80号


「三人」 制作年不明 P100号


「片足上げて」 F100号


「芸人の対話」1971年 F100号



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