そろそろ年賀状準備始めないといけない。
冬期講習が始まるまでのここ数日でなんとかやっつけたい。
子どもの写真を年賀状に使うことには賛否両論だけど、それはそれとして自分的には安易に写真を使いたくなかった。
じゃどうする?と準備進まない年の瀬のある晩、ストーブの前にちょこんと座りスプーンをわしづかみしてカップアイスを食べている娘を見た。「あ、自分で食べてる!」という驚きと喜び。大慌てでその姿をデッサンして、それが年賀状になった。
それ以来娘の成長のトピックスを鉛筆画にしている。
三輪車に乗った、文字を書いた、小学校に入学した、等々。何年か繰り返すと「いつまで続けるの?」と聞かれること度々。最近は「バンにしたら」とか「子ども産むまで続ければ」などいろいろご意見をいただいている。
椎名誠さんが「岳物語」で息子さんのことを書いたけど、娘さんからは「自分ことは書かないでほしい」と言われたとかで、確かに椎名さんのエッセイに娘さんは一切登場していなかった。そしてある日娘さんから「もう書いて良い」との許可がおりたとのこと(そのように記憶している)アメリカに娘さんが旅立つ日に成田空港に見送りに行った時の様子を初披露した。 これと同じで、本人からは年賀状に描かれるなんて「恥ずかしいからもうやめてほしい」と言われていた。しかしうちの場合は椎名さんのように我慢強い親ではなく、そうは言ってもねと描き続けてきた。娘が大学に入学しても相変わらず続けたけど、以前から成人式を一つの区切りにしようと思っていた。
鉛筆画年賀状を始めた頃、娘が成人するなんて遠い先のことだと思っていた。しかしいざ成人の日を迎え、その日が過ぎても、何も変わらない日常があり、娘はいつまでも娘で、相変わらずすねをかじられ続ける親はいつまでも親のままで。
何をして区切りとするのか。
冬期講習が始まるまでのここ数日でなんとかやっつけたい。
子どもの写真を年賀状に使うことには賛否両論だけど、それはそれとして自分的には安易に写真を使いたくなかった。
じゃどうする?と準備進まない年の瀬のある晩、ストーブの前にちょこんと座りスプーンをわしづかみしてカップアイスを食べている娘を見た。「あ、自分で食べてる!」という驚きと喜び。大慌てでその姿をデッサンして、それが年賀状になった。
それ以来娘の成長のトピックスを鉛筆画にしている。
三輪車に乗った、文字を書いた、小学校に入学した、等々。何年か繰り返すと「いつまで続けるの?」と聞かれること度々。最近は「バンにしたら」とか「子ども産むまで続ければ」などいろいろご意見をいただいている。
椎名誠さんが「岳物語」で息子さんのことを書いたけど、娘さんからは「自分ことは書かないでほしい」と言われたとかで、確かに椎名さんのエッセイに娘さんは一切登場していなかった。そしてある日娘さんから「もう書いて良い」との許可がおりたとのこと(そのように記憶している)アメリカに娘さんが旅立つ日に成田空港に見送りに行った時の様子を初披露した。 これと同じで、本人からは年賀状に描かれるなんて「恥ずかしいからもうやめてほしい」と言われていた。しかしうちの場合は椎名さんのように我慢強い親ではなく、そうは言ってもねと描き続けてきた。娘が大学に入学しても相変わらず続けたけど、以前から成人式を一つの区切りにしようと思っていた。
鉛筆画年賀状を始めた頃、娘が成人するなんて遠い先のことだと思っていた。しかしいざ成人の日を迎え、その日が過ぎても、何も変わらない日常があり、娘はいつまでも娘で、相変わらずすねをかじられ続ける親はいつまでも親のままで。
何をして区切りとするのか。