バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

幸せって何?

2008-09-13 21:59:13 | ライフスタイル
 この世に偶然はない。
 のだから、些細なことにも理由を求めたくなる。これをきっかけに何を悟れというのか。
 アクシデントも糧にしなさいということです。
 そう、病院の売店で買った雑誌に、いい事書いてあった。
 幸せって何?
 「今幸せだと感じるその瞬間が幸せ。」
 多くは望まない。当たり前と思っていたけど、健康であることが最高の幸せです。
 これに気づくことが必然だったのか。

リコール初体験

2008-09-12 16:52:44 | ライフスタイル
ゼスト、やっぱりリコールでした。
 該当すれば連絡くるって聞いていたけど,何もないから大丈夫だったのか?っておもっていたら、きちんと書留で来ました。
 遠出する前だし,ペイントの点検ももう少しで期限切れるところだったか,書面受け取った翌朝車持って行ったのです。だから店にしたらリコール修理一番乗りかな?
 実はほかにも??なところがあったのです。前回エアコンの修理した頃から,フロントパネルがガタガタ音が気になっていたけど,これが普通なのか、それとも以前からしていたのかわからないまま、何の解決もせず1ヶ月が過ぎてしまい。音がしないときもあるから,わざわざ出向くのもなーと思っている矢先のリコールです。ついでに、「ここが変」と思い切って言ってみることにしたのです。だというのに今朝車を持って行く道中,いつもする音がしないではないですか。いざ医者に行ったら痛くなくなるのと一緒。音がしないままもう店に着いてしまう。そこで少し遠回りし店に向かうと,目指す音がしだしたのです。
 そんな音しませんよ、って言われるかも?とおもっていたけど、やなり異音に原因ありました。本来あるはずの隙間が狭すぎて,部品がぶつかっていたとの説明です。隙間が広すぎてならわかるけど,良く構造理解できないけど,とにかく異常を解決できたので納得。リコールのおかげ。

バネ昆虫記

2008-09-11 09:09:14 | ライフスタイル
 気持ちいい日が続いています。こんな日は、ブラッと旅にでも出たいのですが、そんな時間もお金もありません。その点学生はいいよね。昼間から「お母さん、お願いがあるんだけど」って小遣いもらって温泉行ったり、自転車でギャラリー輝までやってきたり。社会に放り出されるまでの数年間、大いに暇を謳歌してくださいよ。
 でもこう天気がいいと、洗濯干しも気分良く、さわやかに家事こなしていると。
 うちのベランダから隣家の屋根を使って、庭の上空に大きな蜘蛛の巣が張られています。そこに大きな蜂が2匹かかり、もがいていました。1匹は蜘蛛にとりつかれ、バタバタやるので、そのたび蜘蛛の巣が大きく揺れ、もう1匹は生きているのか死んでいるのか、じっとしています。もがく方が暴れることにより、上手い具合に糸がほぐれたのか、静かにしていた方がブチッと糸から離れると、ブーンと上空に立ち去っていったのです。仲間を見捨てて。一人残った格闘蜂。あきらめず、ついに片足はずすのに成功し、すったもんだのあげくついに脱出成功!体に蜘蛛つけたまま、ブーンと屋根の上に消えていきました。その後形勢逆転なったのか?
 庭には中央部を壊され、主を失った巣だけが、風にゆらりゆらりしていると。なんとまた同じ(種類)の蜂がやってきて、巣に向かっていくのです。「あぶない!」と思わず心で叫んでみていると、その蜂は、巣に残っているとんぼの羽を狙っているのでした。自分が引っかかるという危険との隣り合わせの作業であるにもかかわらず、しばらく挑戦していましたが、最終的には生きることを選択し、手柄なしで帰っていきました。
 今朝見ると、主を失い、トンボの羽尾付けた巣が、風にゆらりゆらりしています。

思い立ったが吉日

2008-09-11 06:43:23 | バネ
 学校の定期テストが終わった子に,どうだった?と聞くと、「国語できませんでした。」「教科書内容から出たんでしょ?」「はい、でも時間がなくて解けませんでした。」
聞くところによると,教科書の本文が大量に出て読み切れなかったとのこと。でもさー、その本文既読でしょ?いちいち読まなくても答えられるじゃない。と返しながらふっと思ったことがある。
 中学生国語の読解問題、テストの本文を通して読まないで回答している子がチラホラいる。設問のあたり数行読めば答えられるし,結構正解するからだという。本文読むの面倒くさいが一番の理由のようだけど。同じように英語も設問付近を見て答えているという。英語はそれでもなんとかなるでしょう。文章レベルにしたら小学生低学年の国語の教科書程度だから、それでも十分答えられます。でも国語でそれはないでしょう。
 文章読むのめんどうくさい。こんなこといっていたら教科書読めないね、全ての教科の。例えば社会。「先生、社会どうやって勉強すればいいいんですか?」と聞いてきた。まず教科書を良く読み、相関図を自分なりにまとめる。そしてワークブックなどで問題を解き,最後は一問一答などで記憶の定着を図るといいよ、と説明する。すると,教科書じっくり読み全体像把握しないまま、ワークばかりをやっているということがわかった。やはり。基本打ちしないまま,とにかくゲーム練習やって打ちながら覚えようというダイプですね。これじゃすぐ頭打ちになることわかるでしょ、自らの経験から。今からでも遅くないよ。基本練習に戻ろう。

犬の熱中症

2008-09-10 07:56:31 | 川上犬
気温28度。湿度30%。避暑地の夏のようなさわやかな日だったので、バン連れて遠出しようかなと思う。清水公園のランニングコースを犬連れしたいとかねてから思っていたけど、バン車に乗せる気しないから、清水公園にたどりつくまでにばてちゃうよね、お互い。そこで目標を利根川土手にした。
 ミネラルウォーターを凍らせたペットボトルと、バン用の紙コップと小銭を用意した。
 まず川間小まで学童通学コースで行く。途中「甲斐犬ですか?」と聞かれ川上犬と答えると「カワカミケン?」 雑種ですって言っとけばよかったかな。川間小では低学年児が体育の時間に男女対抗リレーをやっていた。中盤は男女競り合っていたけど、速い男の子と遅い女の子の組み合わせで、一気に男子は1/4周差をつける。そしてその後は差は広がるばかり。しかーし、最後の方で逆パターンの組み合わせで一気に差を縮めただけでなく、順位逆転し、そのまま首位をキープして女子チームの勝利。男子って肝心なところでふざけちゃうんだよね。ここも女性上位のクラスだね。
 レース中、早く行こうよってしびれを切らしていたバンは、私が歩き始めるとすたすた進んでいく。このあと大変なことが起きるとも知らずに。
 川間小の裏道を通り、野田病院通りに出る。このまままっすぐ行けば利根川。
 途中匂いチェックしながらも、バンも何かを目指すようにひたすらまっすぐ歩いていた。
 日差しは強い。帽子かぶってくれば良かったなー。リュックの中の凍らせたペットボトルが腰のあたりを冷やしていて気持ちいい。どこかいい場所あれば、公園とかで、バンと休憩しよう。できればアイスでも買って食べさせよう。しかし、ふと気づくとこの先店ないね。コースそれてリサ御用達の駄菓子屋に行こうかなと思ったけど、なんとなくそのまま進んでしまう。それでも自販機くらいあるでしょ、道端に。
 USSの入り口で警備のおじさんにあいさつして通り過ぎたあたりから、「バンどっかで休憩したいね」と話しかけるほどになってきた。バンは常にまっすぐ前見て歩いているけど、耳が後向くから話を聞いてはいる。
 信号を渡ったあたりで、バンの息づかいが荒くなってきた。もう1キロくらい日陰のないアスファルトの上を歩いている。バンが肩というか背中で息し始めた。バン、そういえば背中黒だもんね。背中に帽子欲しかったね。日傘体にくくりつけて歩かせてみっか、なんておかしい想像しながら歩いていると、ガードレールが切れ田んぼに降りる農道のところで突然バッタと倒れるようにバンは休憩した。どうせ休憩なら日陰でベンチがあるようなところがいいんだけど、この先日陰まで800Mはありそう。背中のバックから水を取り出すと、まだ凍っていて少ししか出ない。5分ほど休ませて、先の日陰を目指すことにした。バンも目指そうと気持ちを持ったのか、本能匂いチェックもせず、ただひたすら足を前に運ぶだけになっていた。あいかわらず肩が揺れている。途中稲刈りをしている老夫婦は全く日陰のない田んぼで、耕耘機の陰でお茶を飲んでいた。
 小山橋を渡る。ビーチパラソルを広げておじさんが釣りしている。小山の集落はあと少しというところで、日陰の藪に到達するとバンは、土の中に突進していき、腹這いになった。できる限り体を冷やそうと、冷たい土を求めて腹這いのままズリズリ動き回った。
 犬の熱中症という言葉が頭をよぎる。
 水は少ししか出ないから、ひなたに置いて溶かしながら飲ませる。はらばいバンは、「どうかもう少しこのままー」と訴えるかのように何度もじっと見てくる。そこで20分ほどいただろうか。公園、ベンチ、アイスといったオアシスは幻となり、小山の集落を前にして引き返すことを決断した。
 今来た道を振り返ると、ダーと延びるアスファルトにかげろうが揺らいでいる。
 そこからはもう、散歩と言うよりトレーニングの世界ですよ。バンはとにかく帰ることだけを考えている。一切日陰のないアスファルトを1.5キロほど歩くのみ。「大丈夫か、バン」と声をかけると、相変わらず耳で返事して、歩くことはやめない。そしてガードレールが切れた草むらを見つけると一休みする。しばらく腹這いになると自主的に立ち上がり歩き始める。そんなことを数回繰り返し、ようやく豆バス停野田病院前に来ると日陰道になった。つやつやと光を反射していた背中の黒い毛もほっと一息ついたようだった。日陰は涼しくて気持ちいい。今やバン様の体調に合わせて歩くので、主導権はバンにあった。途中、脇にそれる木陰の風情ある道にさしかかると、ちょっと足を止め、「あっち行ってみようかな。でも、やっぱやめとくわ」とバンの背中が語る。16号を渡る大きな交差点の信号待ちで残りの水を全部やる。とにかく早くおうち帰りたい。そんなバンでした。やっぱりうちが一番だね。
 門の中に入れ、すぐに体に水をかけてやった。

聞くは一時の恥

2008-09-09 06:57:51 | バネ
9/8のバネ
 小6クラス。数名は修学旅行で休みです。運動会が5.6月で修学旅行が9月の学校と、その逆があります。たぶん、たぶんですよ、みんな行く日光、人数重ならないように調整しているのかな?運動会を9月にしないのは、残暑の中練習するのは大変だからと聞いたことあるけど。
 修学旅行は平日だから問題ないけど、運動会は土日に設定するので、全国大会につながる大会と重なることがあります。特に団体戦だと一人の問題でなくなるから調整大変です。県の年度の予定組むときに、一応事前に各小学校の運動会日程チェックしておきますが、全てあわせることはできないので、そこは毎年なるようになれ!状態です。
 さてそんなわけで欠席者もいたため新しい単元にはいるのはやめ、新傾向の問題を説明しながら解きました。この手の問題はひらめき型が多く、きまじめに学力を積み上げてきたタイプには苦手な場合があります。その逆も。案の定、いつもは光らない子が、ピッカピカと光を放ち。「ほらね、あんたちゃんとやればできるんじゃないの。日頃もっとコツコツ努力してごらん」と心で思い、その日は「君は今日一日、天才君と呼ぼう」ということになり、残りの20分間の天才君出現です。一方でコツコツ型の子は、日頃できない子ができているにもかかわらず、自分ができないという状況に焦りを見せ始め、少しうろたえていましたが、意外だったのは次の展開。理屈が理解できない箇所を、念入りに質問してきました。以前なら、自分がわからないことを皆に知られるのを躊躇する傾向があったのに、皆の前で追求する勇気が持てたことは大きな進歩です。
 天才君、これできたらスーパー天才君に昇格と言って出したラスト問。宿題プリントの練習問題を兼ねていました。結果正解はたった一人。先のこつこつさんです。かくして天才君は数十分後には凡人君に降格。残念。

雨の恐怖

2008-09-08 09:30:04 | ライフスタイル
 小学生県強化練習会。
 会場となった大学は初めて行くところ。
 近くの体育館は大会で利用したことがあるので、行き慣れた道なんだけど・・・。
 この市の開発境界線は運動公園までかー?と思われるほど、見慣れた体育館前を通り過ぎるといきなり起伏の激しい山道に突入。なにやら怪しげな建物が奥にある竹藪やら、かやぶき屋根の家まで登場し、一瞬不安になるけど、ナビは「大きく右に曲がってな」と関西弁で誘導するので、その先を曲がりダーっと坂を下りると景色が変わり、新興大学前通りらしくなったのでした。野田からゆうに2時間。これなら群馬まで行けるよ。もうちょっと足のばせば実家帰れるよー。
 郊外にある大学はいいですね。キャンパスはゆったりしていて、駐車場はゆとりがあって。これならまさにキャンパスライフを満喫できそうです。そもそも街に繰り出すことがライフの一部であるなら、物足りない立地になるのでしょうが。
 帰路は違う道を使い、少し裏道に入る。帰りも起伏のある丘の道を通り抜けていくと、「冠水時注意」の看板が。この先は低い土地なんだなと思いながら車を進めると、確かに豪雨が来たらあぶなそーな道でした。少し強い雨降っていたら、きっとその看板のあと引き返しましたよ。道路冠水には敏感ですから。
 水たまりにつっこみ車浮かんでいるニュース見るけど、あんな風になったらどうするの?と常々思うのです。だから水をかき分け泳ぐように走るのは、ああなる危険との隣り合わせみたいでいやです。ミニクーバーに乗っていた頃、ズブズブ進んでいくと、手前からあわててバックしてくる車が数台。自分も引き戻し、近くに川がない、低そうでないルートを選んでやっと自宅に帰り着いたことが最初の恐怖かな。
 大雨の日は車運転したくなーい。そんなときは家にいるのが一番。やっと住み慣れた街に戻ると、路面が少し濡れているから雨でも降ったのかな?
 家に戻るとバンが玄関前で足踏みしています。足で防いで入れないようにしてバンの先に玄関入ったけど、バンのやつったら、ゆっくり閉まるドアの隙間に体ねじ込んで何が何でも家に入ろうとしている。体に小石があたっても「ぼくこわーい」ってなるのに、必死になると首が挟まろうが構わないんだね。顔面だけ玄関内のバンの目は、ウル目でした。何か怖いことでもあったのかな。聞くところによると、留守中に豪雨だったそうです。極地的豪雨というやつですね。
 知らぬが仏。 

一夜の夢の物語

2008-09-07 22:24:59 | ライフスタイル
 後楽園行ってきました。
 ボクシングのタイトルマッチ観に、というより応援しに。
 一様、関係者が出場していたもんで。
 入り口でいきなりOGが走り寄ってきて一騒ぎし、古きよき保護者会長と合流し、さて会場へ。
 エレベーターの扉が5階で開くと、そこは別世界。2度目なのでそれほどビックリしないけど、一歩間違えばお笑い系の輪の中にホイッと放り出された感じです。金髪モヒカンはあたりまえ。なぜかつるっぱげも多く、ふと見ると目に青タン青年が床にヤンキー座りしていたり。そんな中、まったくアクも特徴もない我々ご一行は、申し訳なさそうに人混みに入っていきました。
 一応指定席を確保していたので、結構いい位置で観戦です。目指すマッチは最後。途中は試合を観ながら、すこーしずつ身も心もこの世界になじんでいったころ、我々の陣取る前にいた白いTシャツおじさんがいきなり声援始めました。会場中に響き渡る声で。
「おめぇーら、もっとやれよ!おもしろくねぇーよ!このままじゃおわっちまうよ!白黒つけろよ!倒れるまでやれー!も・え・つ・き・ろー!」
 全文ビックリマーク付きですよ。
 後ろの人達は、「左出せ」とか「イッキに行け」などといった具体的な声援だったけど、Tシャツおじさんすごくわかりやすい。バドのいっぽ~ん、とかストップ~からしたら、目の覚めるようなアクティブな声援。こんなこと体育館でやってみたいね。お金払って観る試合の時にね。
 結局この勝負は判定になったら、「まだ力残ってんだろー」と、とどめ。
 さーて、メインイベント最後のタイトルマッチ。
 初めて観たときは選手が入場する脇の席だったので、みなぎる殺気に圧倒されました。今回は少し離れていたから表情までは確認できなかったけど、応援幟の間を通る時に、ファンにあいさつするようなやわなサービスは今回もしていなかったようです。他の人は愛想振りまきながら入ってきたように見えたけど。
 この時には私と娘以外の我々一行はすっかりできあがって、さっきのTシャツおじさんが退散するほどの、どちらかと言えば会場の笑いをとるような応援振りで、満を持して始まったタイトルマッチ。
 カーン。
 ゴングがなる。
 両者グローブをあわせる。
 最初からTシャツおじさんも納得するような打ち合いで、いきなりチャンピオンスリップ気味にダウン!これには会場大さわぎ。チャンピオンのダウンが珍しいことに加え、基本的にみんな弱いもんの見方だもんね。
 ちょっとダメージあったように見えたけど、チャンピオンすくっと立ち上がり、レフリーに、あっそういえば隣にいた人達が、「あのレフリーすぐ止めるんだよなー」、と気になること言っていたけど、まさか一回のダウンでおしまいサイン出さないよね、と一瞬会場全体が瞳孔開いたその瞬間。チャンピオンの怒りのパンチがバシバシバシバシと連打、連打。音からしても痛そー、重そーなパンチが挑戦者の顔面を2往復、3往復くらいしたかな?
 かくして1ランド2分足らずでKO勝ちです。

       


 あー、すっきりした。チャンピオンの応援側でよかった。ほんの一瞬の出来事だったけど、いろいろなことが凝縮されていて、夫は興奮しまくりで、お腹の底からスッキリしました。
 熱い余韻を残し、ゆったりと会場を出ようとすると、OG一家が、「せんせー」とにじり寄ってきました。このOGは中学生の時に練習後のモップかけでも「オーイ」とつい声だししちゃうような全力投球一直線な選手でした。相変わらず試合の時みたいな声張り上げて近寄ってきたけど、もう2児の母です。娘がよちよち歩きの頃現役だったので、よく子守してもらいました。「こんなちっちゃいときに北海道一緒に行ったよね。お姉ちゃん覚えてる?」って、会うたび同じこと聞くよね。それだけ懐かしいってことだよね。
 喧噪を抜け、高速乗ると30分程度でもう野田のたんぼ道です。
 「後楽園 残暑の打ち上げ花火かな」



継続は力なり

2008-09-05 23:23:55 | バネ
 バドミントン、移籍の話がいつまでもくすぶっている。
 今の居場所に不満があるなら新天地を求めればいいとはいえ、塾のように選ぶ余地がない場合が多いでしょう。今自分のチームに移籍者が出たらどうする。盲目になっている母を説得してひきとめるか、それともあっさり見送るか。私はあっさり派だね、たぶん。一度きりの小学生時代。皆やりたいところでやってほしい。その逆に受け入れるのはそう簡単にはいかない。熱いラブコールを受けとめることができないのが、辛い。たった一人の気持ちを受け止められないなんて、いい大人がなにやってんだろうと思う。
 塾にも移籍あります。
 バネ始めて数年目の時、中学1年生になった子のお母さんが、やめますと言ってきた。そこそこの成績キープしていたので、なぜ?と思い理由を聞くと、「小学生の時70点以下とったことなかった。うちの子はこんなはずじゃない。」あー、そういうことか。お母さんの過大評価だね。やめてどうするのかと聞くと、家で通信教育受けると言う。ますます、これじゃだめだと思う。そのままさようならしても良かったんだけど、それではあまりにもその子が気の毒。成績がた落ちするのはわかっているから。そのあたりのことをお母さんに説明し、やめることを引き留めた。それからしばらくして、やめなくてよかったと言い、その後兄弟2人も通塾してきた。
 引き留めたのは後にも先にもこの時だけ。これ以降は、去る者は追わずです。去った人が数ヶ月して、やはり入れて下さいと言ってきたことも何度かあるけど。
 逆に他の塾で成績上がらないからと移ってきた例。多くの場合は、急激に成績伸びたと喜ばれる。バネのやり方で成績上がったと言いたいところだけど、私が思うには、たいていの場合親子共々心機一転でやってくるので、最初から気持ちが入っている。やる気があれば誰だって成績上がります。まれに塾転々としている塾ボヘミアンもいたけど、これは例外。
 環境かえず、ちょっとした工夫でもして私も心機一転するかなー。 

バネ年中行事

2008-09-05 09:47:58 | バネ
9/4のバネ
 公立の中学生たち。この時期はどこも体育祭の練習で、真っ黒というか真っ赤になってやってくる。
 予行で一日外にいたと言うだけあって、焦げた体から疲れがにじみ出ている。
 日に焼くとのどか渇くし眠くなるんだよね、と言うと、英語のプリント黙々やっていた子がふっと顔を上げて「今まさにその状態です」と眠そうな目で訴えてくる。
 冷えた天然水を差し入れし、顔のほてりにはカーマインローションのパッティングを勧める。
 毎年こんなことしている。最初は恥ずかしがるけど、清涼感がたまらなくなるのか、むさ苦しい男子中学生が指にコットンはさんでパタパタやる姿は、なんか滑稽だけど、これが年中行事となりました。
 中学生が自己PR作文書く練習すると、体育祭で頑張ったことをテーマにする子がいるくらい、中学生の体育祭は重要行事の一つのようです。
 川間ジュニアの子たちが作る卒業文集にも、「夏合宿がたのしかったです」と書かれることが多いように、印象に残るのは本業ではなく行事であること多いね。今年の川間の夏合宿はタイミングをはずし、残暑にも間に合わず初秋合宿となりそうですが、子どもたちが楽しみにしている年間最大行事なのでコーチの皆さん、おもしろ企画準備お願いしますね。


バン大脱走の夜

2008-09-04 07:04:44 | 川上犬
 バンのやつ、久しぶりに大脱走した。
 ちょっとした気のゆるみにつけ込んで、開けた門からすっと出ると、呼び止めるのも聞かずにとことこと闇夜に消えていった。
 何回かの経験でだいたいの逃走経路はわかっている。飼い犬が吠えている方向を目指せばいいこともわかっている。とりあえず、バンの向かった方向に走る。足下はサンダル。しまった、これじゃ走れない。角を一つ曲がったが、犬たちが鳴いていない。おかしいな、暗いからバンの来訪にまだ気づかないんだね。
 角を3つ曲がったところで、闇夜にバンの白いおしりが浮かび上がった。大声上げたり、走り寄ると、興奮させてしまうけど、もうこの距離まで近づけば、いざとなればこちらの威嚇が通る。そんな余裕もあり、のんきにたちションしているバンの首をぎゅっと押さえた。
 もちろん、その場で叱る。
 バンは珍しく抵抗しながらも、ヤッベーって雰囲気を体中に漂わせ、首を捕まれたまま一路自宅へ。
 無事門の中に戻し、カチャリと門を閉め、後ろを振り向くと、バンは伏せしてびびっていた。
 ついやってしまう。そして反省する。こんなことを繰り返すバン。
 バンだけじゃないね。自分も同じ。経験積んで同じミスは減ったかも知れないけど、思慮不足でついやってしまい、次は気をつけようと思うことたびたび。かといって、あまり過去の失敗にばかりとらわれると、疑心暗鬼になったり機を逃してしまうから、情も大事なんだけど。
 バンの久しぶりの逃走は、こんなミスは誰にもあることであって、ささいなことは許しなさいという暗示でもある。

早くも秋モード

2008-09-03 10:38:28 | バネ
9/2のバネ
 計算は速く、正確に。どちらも大切な要素だけど、どちらかといえば正確に軍配があがります。
 計算問題20問を15分で解きます。正解は+5ポイント、無解答は0ポイント、不正解は-10ポイント。つまりミスのペナルティが大きいのです。
 正確かどうかは性格出るね。なんてだじゃれかましてる場合じゃないけど、本当に性格出ます。あせってミス連発する子は、結果的に-点でした。ゆったり進めて、ミス少ないと、高得点は出ないけど-にはなりません。ミス連発さん達の言い分は、「学校ではこんなことないよ。15分でやってて言うからだよ」とプリプリしていました。次は気をつけようね、ミスバネさん達。
 中3クラスは、久しぶりなメンバーが揃い、急に入試モードになりました。秋の装いの落ち着いたクラスです。いいねー。これまで部活三昧だった子達が、勉強頭に切り換えた日のようです。これから入試までの数ヶ月間、みっちりたたきこむからね。

シャッフルタイム

2008-09-02 13:02:06 | バネ
9/1のバネ
 クラス再編成したので、それぞれがぎゅっと凝縮されたクラスになった。
 小6クラス、久しぶりにミニテスト成績順に席を並べかえる、シャッフルタイムをやった。
 できないことを恥ずかしがって、びびってしまう子には酷な企画だけど、少人数で気心が知れた集団なので、明るく盛り上がれるクラスにはもってこいの企画。「どうせ私は・・・。」と口に出す子がいて、一気に沈痛なムードが流れる時がある。そんなクラスには静かに、かみしめるような授業をやることになるが、今年の小6クラスはまだどちらとも言えない。どちらかといえば、明るく乗り切れるかな。


大会駐車場雑感

2008-09-01 09:05:09 | Badminton
 夏休みが終わってしまった。
 とはいえ、朝から練習やバネが入る休み中より、平常の方がよっぽど過ごしやすい。
 今日何曜日?なんてことたびたびだったけど、今日からバネの時間割をベースにした通常生活に戻ります。その仕事始めは、弁当作りです。しばらく休んでいたから、腕が落ちてしまい、段取り悪く、どたばたの朝になってしまったけど、やはり通常生活の方が落ち着く。
 昨日は小学生の県大会。埼玉県では2日間にわたるそうですが、千葉は1日でやります。前日に準備し(Sコーチが)、段取り組んですみやかに滞りなく進めたから、おかげさまで終了は6時でした。何も用意なければ7時は過ぎたでしょう。
 普段の練習ではやり過ごしていた点だけど、大会でみると非常に目に付く選手が数人いた。それは立ち方、構え方。日頃も注意して直そうと思いながら、打たせることに重点おきすぎていた。数年前はそれほど気になる選手はいなかった。いや、全くいなかったというのではなく、県大会上位に上がってくる選手にはいなかった。初心者ゾーンから抜け出さないままチョコン立ちして,打つ方だけ上手くなってしまったということなのですね。コートで打つ時間が多くとれるのは良いことだけど、いわゆる下積み時間が短いため、基本をスルーしてしまっているのですね。今から徹底して直していこうと思います。
 体育館が開くのは8:30だけど、遠いこともあり駐車場には1時間以上前に到着した。まだ止まっている車は数台で、駐車場の奥には隣の野球場で試合のグループの車が数台と、ユニフォーム姿の少年達が10数人固まっていた。バド関係の車が続々入ってくる中、そこに1台の車が入ってくるのを見つけると、少年達は全員その車に駆け寄り、帽子をとって次々にあいさつしていた。監督さんの到着かな。すごく新鮮な光景。そして少年達は車から荷物を運び出していた。保護者軍団が手を貸すわけでもなく、全て少年達の自主的行動を見た。当たり前といえば当たり前だけど、野田ジュニアではあんなことないね。なかには、車降りてあいさつ来る子一人くらいいるけど、ほとんどは駐車場で鬼ごっこして遊びほうけているか、監督の前スルーですよ。そんな話をある保護者にしていたら、「野球は集団行動だから、我慢ができるんですよね。」
 いつものことながらするどいね、お母さん。下積みないまま、大会出て勝ってしまう今の現状。今更ながら嘆いても仕方のないことだけど、少しは野球少年見習って欲しい!