バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

子どもが成人するまで

2009-01-13 06:47:03 | Badminton
 8時から川間ジュニア。朝行って,アップさせている間家の用事に戻ると、新春隠し芸みたいな格好の人が歩いていた。それはバネを5年前に卒業した青年。成人式だったんですね。自分の机に行かないで,「ここがやりやすい」と言っていつも横に来てノーと広げていた。ちびっ子に人気で,いつも,特に女の子にまとわりつかれていた。夏期講習中、「体なまっちゃうから,小学生の朝練出たい」と言い、本当に朝6時前から川間小に来ていた。おかあさんたちが「格好いいお兄さんがいる」といって浮き足立ったものです。そんなこんな5年前のことをいろいろ思い出しながら、また川間小に向かっていると、前方から本格的な走りの人が向かってくる。車の中にも「タッタッタ」と足音が聞こえてきそうな走り。目を細めてみるとどうやら去年バネ卒業した子らしい。今高校の陸上部で活躍している子。車を止めて通り過ぎるのを待つと,こちらに気づいて挨拶して行った。寡黙で,人と群れることなく、いつもまっすぐ我が道を行っていた子。
 ほんわりした気持ちで体育館に戻る。
 部長を次の代に交代したが、5年生がいないから男女とも4年が新部長となってまだ数日目。その女の子の方がツッツーと近づいて来て「新年会の隠し芸の練習したいんで,時間とってください」だって。なんでこの子が申告にくるの?と意外な感じしたけど,そうか部長だからか、と気づく。これまで6年生の陰になっていたのに,部長になった途端急にしっかりしたし、リーダーシップとっている。こうやっていつの間にか成長していくんですね。

寒中練習

2009-01-11 07:15:35 | Badminton
 朝6時に家を出ようとすると,門の鍵も取っ手も凍み付いていてあかない。どうしたものか。こんなこと初めて。乗り越えるか?と一瞬考えたけど,やかんでぬるま湯をかけて事無きを得る。
 そんなこんなでいくつか用件を済ませ,8時からの川間ジュニアに10分遅れで到着。すでに体操ランニングを始めていたけど,何となく親も子も浮き足立っている。だって,練習を早めに切り上げこのあと西武台の餅つき大会に参加するから。こういう時って通常の落ち着いた練習できなかったりするけど、Aの子たちはあえて基本打とノックを徹底する。シャトル10個を左腕に乗せてノックだしするから、シャトルがひっかからないように袖をたくし上げてやっていると、1時間もしたら左手の感覚なくなってきた。最後は指が動かなくなりシャトルが取り出せなくなった。袖をおろしてホッカイロで暖めても全く回復しない。こんなこと初めて。久しぶりに野田は凍みました。関東でこれだから,東北北海道の指導者の皆さんは冬は大変ですね。
 そんなこんなの時夫から電話。なんでも道ばたで倒れているおばあさんを助け起こし,救急車に乗って病院にきたから迎えに来てとのこと。汗かいたまま病院に行くと,汗が引けて体が冷たくなってきた。相変わらず左腕は冷たい。そこで待っていると,周りは皆具合悪そうな人、人、人。そうこうするうち、朝から吐いているという青い顔した人までやって来た。見ているだけでどんどん寒気がしてくる。とにかく家に戻り着替えることにした。
 なんとかこの冬は一度も風邪ひかないでいる。本当に寒いのはあと1ヶ月。受験終わるまで風邪ひくわけにはいかない。

まだ我慢を続けるバン

2009-01-09 10:57:45 | 川上犬
 1月最初のバネ。とはいっても別途冬期講習やっていたから,私としては数日休みのあとの授業って感じですが。
 中学受験を終え,すっかりのんびりムードに浸っている6年生達。ちまたは今受験直前ですよ。そんな彼ら、彼女らの力が落ちないように,定期的にチェック入れますが,英語の最後に「では問題です」といって計算式を書き始めたら、「えー、できないかもしれない」と全員弱気。でも全員できました。まだまだ大丈夫。一度ついた力ってそんなに簡単には落ちないものです。
 ということで12月30日の大きな縫い直し以来、ずーとつなぎっぱなしのバンの脚力はいかに。本来,完全に治るまで絶対安静と医者に強調されただけに、今回は散歩にも連れ出さず,じーっと我慢なのでした。犬は環境適応能力高いと言うけど,本当にその通り。いまやエリザベスは体の一部と化し、鎖の届く範囲で生活を謳歌している(様に見える)のです。もうあれから10日たったし、傷はだいぶきれいなので,少し庭に放してやるかとちょっと情け心を起こしたら。
 エリザベスと共に疾風のごとく走る,走る,走る。たいした距離じゃないのに,後ろ足が前足を追い越す全速力フォーム。私の前に来ると,わざとらしく後ろ足でキッキーとブレーキターン。枝にエリザベスぶつかろうが、やぶに引っかかろうがガンガン走る。動きは全然問題なし。部活1日休んだだけで、「太っちゃってさー。動けないんだよね」なんて言い訳しているのもいるけど、このバンを見たまえ。まるでアホ丸出しなこの軽快な動き。力強い走り。あまりにもな動きに,傷が心配になり「ダメ.来い」って指示され,5分後にはつながれることになったのでした。

ギャラリー輝

2009-01-08 11:53:22 | 
 先日上田市別所温泉で開いている私設美術館ギャラリー輝に行き、猛ダッシュで作品替えしてきました。予定していた全小行きがバンのせいでキャンセルになったので、数日の空きができ、こんなことでもなければ受験期なので実家に年始に行くこともできないのだけど、突然決めたので人に会うアポも入れず、温泉三昧付きのお気楽旅の様相もあり。娘にとっては集金活動。
 ギャラリー輝は観覧無料です。別所温泉駅から徒歩1分。電車の待ち時間にお気軽に芸術鑑賞がコンセプトです。一応定休日木曜と設定しているけど、これ以外にも気楽に閉めているにもかかわらず、定休日は守りたいみたいで「今日木曜だから、朝から上の温泉行って、ついでに観音様まわってこよー」と朝母から連絡あり。ということで今日は閉まっています。そこはよく来られる方はよくしたもので、近くの温泉で時間を潰してギャラリーがあくタイミングを見計らったりするのですから、なんともイナカーなのです。




 
 今回の作品替えは時間の都合と一人の作業ということもあり、小作品のみです
 初披露のものも数点含まれます。その中の1点。「青いカーデガンの女」が特に素晴らしい。1967年の作なので、父が30代後半の頃?こんなに優しい憂いのある女性を描いていたとは。何度見ても、また見たい。どうせなら手元に置いておきたい。
 

灯油切れでピンチ

2009-01-08 08:37:38 | ライフスタイル
 石油ストーブはやっかいです。永遠に灯油が切れなければいいのに,度々入れなければならない。寒い,手が汚れる。だからギリギリまでいれない。夜寝る前に,そろそろ切れるぞと思うけど,後回しにして寝ることにした。案の定,朝灯油切れまであと40分メッセージが出ていた。とりあえず娘を学校に送り出すまでは大丈夫だからいいけど、あと10分表示になり,いよいよ灯油補給しようとしたが。
 フタがあかない。渾身の力を込めるが,全く動かない。手の皮が剥けても開かない。そういえば最後に入れたのは先日夕飯食べに来た元下宿人。身長190センチに見合う大判な手でキュキュキューと閉めたんだろうけど、その最後のキューがキューウーウッツって感じだったんでしょう。ほんの少し,最後に念を入れたのでしょう。こんなことになるなら自分でやればよかった。とはいえ,そう言えば下宿人時代こんなこと何回かあったことを思い出した。エアコン付け、電気ヒーター併用してようやく部屋暖かくなったけど,このまま夜まで夫の帰りを待つというのも情けないので,近所のIコーチにヘルプした。股に挟み,滑り止めの付いた軍手で開けてもらった。
 過ぎたるは及ばざるがごとし。というか,二度あることは三度ある。これも少し違う。ぴったりな言葉,のど元まできているけどでてこない。
 

願い続けなければ叶わない

2009-01-07 07:14:52 | Badminton
 野田ジュニアの全小は一足先に終わりました。バドミントンって,勝てると思っても負けることはあるけど,勝てそうもないときに勝つことはない、です。基礎力の低下や実力見劣りを感じたまま勝てるわけないのです。これでこれまでの貯金を食いつぶしてしまったので、まさに0からのスタート。ラリーポイントだから先手必勝とガチャガチャと戦略に気を入れ続けた昨年ではなく、小学生はまずは基本力です。今年は牛のようにゆっくりどっしり進めようと思います。
 そろそろ学校もバネも通常に始動しようという今、インフルエンザはやり始めましたよ。くわばらくわばら。
 

謹賀新年

2009-01-02 14:58:45 | Badminton
 2008年最後の日に,実に心を入れてAチームを説教しただけに練習最後まで確認しなければならなくなるという,自分で招いたいわゆる自殺行為により、午後肩で息をするような大晦日に。「今日が11月最後の日だと思えばいいんだよね」と言い訳しながら、それでもぎりぎり滑り込みセーフでむかえた年越しの食事。食卓を囲む頃にはいつのまにか紅白歌合戦は始まっており、娘いわく「これって途中なかだるみあるんだよね」というタイミングで風呂に入り,髪の毛を切り、おおとり氷川きよしの歌に感動し、そうして新しい年を迎えました。
 2009年の始まりは除夜の鐘ですよ。生まれて初めて鐘つきました。場所は東金野井の清泰寺。車を入れるとわらわらと集まってきたのはよく見る顔、顔。中にはもと下宿人なんかもいて,甘酒ついでもらいました。煩悩の数だけつくというのだから最低でも3つはついておきたかったけど、そこは遠慮して1つに全てを込めておきました。下宿人達がカウントしていて,40個目あたりだったみたいです。
 1月1日はそれなりに過ごし,家に戻ると年賀状の束が届いていました。今年はいつもより少ない?みんな忙しいんだね。もっともうちだって前の日に大量に出しているんだからね。出すのは遅いくせに,1日に届くのを期待してしまう、まずは煩悩ひとーつ。
 1枚ずつ年賀状を仕分けていると,先日おなくなりになったバドミントン界のサンタさんこと五十里先生から届いていました。それも肉筆が添えられて。お忙しい中、日本リーグより前に年賀状を準備して投函されていたのですね。絶対、よい1年にしようと家族で誓い合った夜。