最近、立て込んでいて、更新が遅れました。最近の作業です。
先日の続きで、試乗し、キャブレターの状態が思わしくないので、点検調整です。
キャブレターを外したら、Vブーストのジョイントが切れていました。交換しました。
オーナーが中古で手に入れたキャブレターを換装したらしいのですが、それほど痛んではいませんでした。ただ、外した車両のガソリンタンクが錆びていたらしく、フロート室が錆びだらけです。
梅雨の晴れ間は貴重だったので、昼間試乗です。
作業終了です。
先日の写真忘れで、電気式の油温計用センサー取り付け例です。デイトナのアダプターを油圧検出用に装着し、センサー装着です。ここだと、オイルパンからポンプで汲み上げたオイルの温度なので、ドレンボルトの温度と大差ないです。
油温計は、照明の色が選べたので、ライトオンの位置でアンバー照明です。
先日の写真ですが、オフとポジション位置でのホワイト照明です。
別の車両で、フロント周りをペイントに出していた部品が戻ってきました。ステムベアリングが錆びていたので、交換後、組み立てです。
トップ&アンダーブラケット、ヘッドライト周辺、メーター等、艶有黒です。
オーリンズのフロントフォークスプリングが入っていたので、内部のセッティング変更です。その際、よく、イニシャルアジャスターを装着しますが、調整範囲の真ん中を標準として、緩めれば、イニシャルを抜けるようにもしています。今回は、オーナーの指定で、色は赤です。
組み上げるとこんな感じです。
キャブレターを分解した形跡があったので、点検しました。かなり汚いです。
一旦組み付けて、調整試乗です。
昨日の夜、試乗しましたが、ゴミが詰まってしまったようで、走行中、不調になりました。キャブレターを分解組立した際は、時々、発生します。結局、ガソリンフィルター&配管、ポンプ&配管等の部分で、ゴミが残っていると、動かしたことにより、ゴミが剥がれて、詰まったりします。再度、フロート室のみ分解し、ゴミ掃除です。再度、翌日(6月14日)調整&試乗しました。
ようやく、治り、正常に、機能するようになりました。
ラジエターサイドのLEDリフレクターも、装着しておきました。
ハンドルポスト左横に、電動ファンスイッチ装着しました。
オーナーの注文で、電動ファンスイッチ取付を受けたのですが、市販品を装着すると、大きい上に、メッキなので、雰囲気に合わず、デイトナ製のスリムタイプのスイッチを装着し、配線だけ、加工しました。このスイッチは、180Wまで対応できるそうなので、電動ファンでも大丈夫です。というか電動ファンのヒューズは、10Aなので、12Vとすると120W以上になると、ヒューズが先に切れるので、おそらくスイッチは大丈夫かと思います。その昔、電動ファン作動時に、ヒューズに流れる電流を測ったことがあるのですが、通常、約5Aぐらいです。測定した際の記事は、下記を参照してください。
過去記事(ヒューズボックスの電流測定)
作業終了しておりますので、納車可能です。よろしくお願いします。
2014.06.14 作業担当 ヤダ(矢田)