本日は、いろいろやる事が有って、実作業は、1台だけです。

インナーチューブ交換を行った車両の作業の続きです。

フォークオイルが漏れていると、大体、キャリパーにオイルが垂れるので、キャリパーがオイルとホコリとパッドカスで、大変な事になっている事が多いです。掃除しました。

細かい部分を直し、雨が降る前に、試乗に行きました。インナーチューブの状態については、とりあえず作動し、オイル漏れ等は無いです。ただ、どうもダンピングの効き方が、純正とは違う印象が有ります。インナーチューブにサビや傷が有り、部品交換の場合の選択肢の一つではありますが、純正部品と同等(代替品)と考えるのは、難しいかと思います。
試乗結果については、他の箇所で不具合が出たので、一旦戻り、明日、再チェックします。
6月20日は、午後から、外に出ていますので、ガレージには、居ません。電話は持っていますので、連絡はつきます。夕方遅くには、ガレージに戻れると思います。
工業製品というか生産品の場合、クオリティと価格は、ほぼ比例する(ブランド料除く)と思っています。ただ、最近、純正部品についても納品されると、つい生産国を見てしまいます。(部品番号のラベルに記載されています。)最近は、海外工場での生産品が増えています。業界内にいると、表に出ない情報も流れてきますので、日本製だとなぜか安心します。メーカーも民間企業なので、コストダウン等は仕方が無い事ですが、製品のレベルは保って欲しいと思います。最近の新型車両は、設計技術の向上や、制御技術の向上で、一見不具合は出ませんが、部品単体で見ると、たまに、コスト削ってますねと思う事もあります。(ヤマハに限った事ではなく、日本の一般生産品全体にです。)仕事に使う工具についても、工具好きなので、色々買いますが、昔の方が出来が良かったと思う事も多いです。値段が安くなる事は、買い易いですが、値段共にクオリティが下がるのであれば、欲しくなくなります。また、多機能にして価格を上げるのは止めて欲しいです。最近欲しいと思う物が減ってきたのも、この辺りが理由かもしれません。
ちょっと話がズレました。


純正ノーマルマスター用です。


アジャスタブル用です。(純正XJR用及びデイトナニッシン製用)
消費税が上がる前に仕入れていたクラッチベアリングシステムが残っていたので、オークションに追加出品しておきました。純正ノーマル用とXJR用&デイトナニッシン製のアジャスタブル用の2種類です。
2014.06.20 作業担当 ヤダ(矢田)