バスキア（ジュリアン・シュナーベル監督）…(2)

～1時間35分33秒まで～

名声の如何に依らずファンであり続けたアンディ・ウォーホルを恋う
（とど）

2007年9月9日 作歌、2017年6月8日 改作。

バスキア（ジュリアン・シュナーベル監督）…(1)

～26分21秒までを観て～

New Yorkを大股にゆくバスキアとwebをちょこまか出入りする吾と
（とど）

2007年9月9日 作歌、2017年6月8日 改作。

教会学校の子供達が

ハンドベルより質朴に聴こえくるトーンチャイムの「いつくしみふかき」
（とど）

2007年9月9日 作歌、2017年5月6日 改作。

発病の顛末（地名訂正！）

仕事する　我を遮る　二人の声
卑俗な言葉で　畳み掛けてた

心の中　「“彼らの謀議に　加わるな”と
聖書にはある」　我が返すと

「真面目すぎ」「真面目すぎるよ」と　口揃え
あまりに騒ぐ　声エスカレート

もう仕事どころじゃないと　中断し
定時で帰宅　しかし乗り越し

終着駅　定期受け付けぬ　精算機
そこでグラリと　地面に倒れた

病院に　運ばれたけれど　不穏な気
医師とは違う　男が指図

「ＣＴの　台に乗りな」と　我拒絶
「犯すんだろ？」と　ＣＴ空蹴り

モニターで　様子を見たか　女医さんが
心配げに我　連れ戻してくれ

上司来て　一緒に歩いた　長津田駅
奢ってくれた　コーヒー飲んだ

車中「俺、むかし“鷺沼”に　いたんだ」と
我は笑った　そう我、詐欺者

ある駅に　同僚のワゴン　着けていた
帰路「もう帰って　来れないかと」彼

着いた家　岡本太郎の　塔のある
公園近く　我降りて

「芸術は　ビッグ・バンだよ」　言う我に
上司目を張り　ニコリと笑った
（とど）

参照…創世記４９章６節


＊翌日から出社不能となり、実家に電話をかけていたらしい。
（電話の記憶はない。「凄く寒いんだ…」と訴えていたそうだ。）