新商品などを消費者に認知してもらうためのマーケティング手法で、アウトバウンドマーケティングに対する言葉です。
即ち、インバウンドマーケティングとは、企業サイドが消費者へ知らしめるという手法(アウトバウンドマーケティング)ではなく、消費者が自社の新商品などを見つけてくれるように、そのための対策を施すマーケティング手法のことを指しています。
アウトバウンドマーケティングは、テレビのCMや新聞・雑誌などの広告、ダイレクトメールなどにより、企業サイドが一方的に新商品などを消費者へ認知させようとする手法です。
これに対し、インバウンドマーケティングは、最近の消費者が、商品購入のための情報を検索エンジンから入手したりソーシャルメディア上の知人等の発信から得たりする傾向が強くなったことを受けて採用されるようになった手法で、検索エンジンやソーシャルメディアを活用したマーケティング手法です。
即ち、検索エンジンの最適化(SEO)や検索連動型広告の活用(SEM)、ソーシャルメディアの最適化(SMO、自社サイトにおいて他の人に伝えたくなるようなコンテンツの提供、伝えやすくするサイトのデザイン、など)などの手法が該当します。