決済がスマートフォン(スマホ)を利用して行えるサービスです。
多くはスマホ画面にバーコードを表示し店舗側でそれを読み取るタイプですが、逆のパタンのものやバーコード読み取りを伴わないものなども登場しているようです。
国内外のいろいろな企業が2014年頃からこの種のサービスを開始しており、利用者獲得のための競争が激しくなっているようです。現時点で、以下のようなサービスが知られています。
(1)国内企業のサービス
「LINE Pay」(LINE、2014.12~)、「Origami Pay」(Origami、2016.5~)、「楽天ペイ」(楽天、2016.10~)、「PayPay」(PayPay、2018.10~)、「メルペイ」(メルカリ、2019.2~)、「d払い」(NTTドコモ、2018.4~)、「au Pay」(KDDI、2019.4予定~)などです。
(2)海外企業のサービス
「ウィーチャットペイ」(中国テンセント、2015.9~)、「Apple Pay」(米アップル、2016.10~)、「Google Pay」(米グーグル、2016.12~)、「アリペイ」(中国アリババ集団、2017.1~)などです。
最近、開始した「メルペイ」は、フリマアプリの特性を利用したサービスとなっており、決済のためのアプリをダウンロードして利用者登録したり入金したりする手間が省けるようです。バーコードも使用しないタイプのようです。また、Apple Payにも対応していて、ApplePayに「メルペイ」を登録するとiDが利用できる店でメルペイを利用できるとのことです。
また、この4月にサービス開始予定の「au Pay」は、カカクコムの「食べログ」(飲食店比較サイト)と連携する予定のようで、その分野でのメリットが得られそうです。
メルペイのプレスリリース(2019.2.20)のサイトは、https://about.mercari.com/press/news/article/20190220_merpay_conference_2019_summary/です。
au Payのニュースリリース(2019.2.12)のサイトは、https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2019/02/12/3595.htmlです。