ネットで購入した商品を自分の都合のよい時間帯に店舗や駅の専用ロッカーなどで受け取れるサービスです。"Click and Collect"と綴ります。この言葉は、(Wikipediaによると)英国の小売業者の”Argos”によって生み出されたとのことです。
欧米などで導入されているサービスですが、特に英国では、宅配事情の悪さ(注:受け取り時間指定ができず、再配達の時間帯も決まっていない、など)から、小売業者がネット購入された商品の消費者への引き渡しのために、このサービスを導入するところが急速に増えているようです。
英衣料品大手の「マークス・アンド・スペンサー(M&S)」では、ネットで注文された衣料品を駅の食料品のみを扱う小売店で引き渡したりしているようです。
また、英小売最大手の「テスコ」は、帰りの駅から出るときに受け取れるように、ロンドンの地下鉄の駅の駐車場に冷蔵庫付きのロッカーの整備を進めているようです。
さらに、英「ASDA(Associated Dairies、アズダ)」(※)は、「ドライブスルー」で食料品などを受け取れるサービスを始めているようです。
※ 米ウォルマート・ストアーズ傘下の英大手スーパー
日本国内では、類似のサービスとして、ネット注文品を最寄りコンビニで受け取れるようになっています。関連して、セブン・アンド・アイホールディングスでは、デパートやスーパー、コンビニなどで売られている商品をネットで受け付け、最寄りの実店舗でも受け取れるようにする形態(注:”オムニチャネル”と呼ばれる)が徐々に進みつつあります。
関連記事(eBayでの購入品をArgosストアで受け取り、2013.9.25)のサイトは、
https://www-movehut-co-uk.translate.goog/news/ebay-to-offer-a-click-and-collect-service-using-argos-16844/?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=op,sc
です。