気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“HC-V700M(パナソニック)”とは

2012-01-13 23:27:03 | Weblog
パナソニックが2月1日に発売予定のビデオカメラです。

手ぶれ補正や画像センサーの性能が強化されています。フルハイビジョン(フルHD)の画質で、約700mmの光学式ズーム(広角28mm×26倍)が利用できるとのことです。

記録メディアは、内蔵メモリー(64GB)、SDXCメモリーカード(48~64GBまで)、SDHCメモリーカード(4~32GBまで)、SDメモリーカード(512MB~2GBまで)で、電源はDC3.6V/5.0Vです。

3型高精細ワイド液晶モニターを備え、本体のサイズ/重さは幅55mm×高さ69mm×奥行121mm/約272gです。

オープン価格ですが、11万円前後と想定されています。

なお、同じ2月1日には、内蔵メモリが32GBの「HC-V600M」も発売される予定です。

プレスリリース(2011.1.11)のサイトは、http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn120111-2/jn120111-2.htmlです。

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“ルミックスフォン 101P(ソフトバンクモバイル)”とは

2012-01-12 23:14:49 | Weblog
ソフトバンクモバイルが1月14日に発売予定のスマートフォンです。パナソニックモバイルコミュニケーションズ製です。

CPUは高性能な「デュアルコア」型、OSは米グーグルの「アンドロイド2.3」が搭載されています。

高速データ通信「ウルトラスピード」に対応しており下りの通信速度は最大で21Mbps(上りは最大5.7Mbps)となっています。

また、有効画素数が約1,320万の高画質カメラが搭載され、画像加工処理機能も装備されていて、風景や人物を簡単な操作によりきれいに撮影できるようです。

従来携帯電話の機能であるワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信なども利用できます。防水機能もついています。

本体のサイズ/重さは約64×123×9.8mm(最薄部)/約128g、画面は約4.0インチQHD(960×540ドット)TFT液晶(最大6万5千色)となっています。

オープン価格ですが、2年契約の場合で3万円程度です。

プレスリリース(2011.1.11)のサイトは、http://www.softbankmobile.co.jp/ja/news/press/2012/20120111_01/です。



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“XQD”とは

2012-01-11 23:06:44 | Weblog
2011年12月に正式仕様として認められた、メモリカードの新仕様です。

この仕様は、ソニー、ニコン、米半導体メーカのサンディスクによってディジタルカメラ用として開発されたものです。ディジタル一眼レフカメラで高解像度での高速連写撮影が可能となるようです。

性能的には、書き込み速度が最大1Gbpsで現行のSDカードの2倍以上とのことです。ただ、SDカードとの互換性がなく外形も異なる(若干大き目の)ようです。

2月15日にはソニーからXQD仕様に準拠したメモリが2種販売開始されるようです。即ち、「QD-H32」(32GB、約3万3000円)と「QD-H16」(16GB、約2万円)です。また、対応のカメラとしては、ニコンから2月16日にディジタル一眼カメラ「ニコンD4」が発売されるとのことです。

ソニーのプレスリリース(2012.1.6)のサイトは、http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201201/12-0106/です。
また、ニコンのプレスリリース(2012.1.6)のサイトは、http://www.nikon.co.jp/news/2012/0106_d4_01.htmです。

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“Qi(チー)”とは

2012-01-08 23:12:24 | Weblog
ワイヤレス給電の国際標準規格です。WPC(Wireless Power Consortium) により2010年7月に策定され、Qi規格「最大5Wの低電力向け」規格書(Volume I Low Power)として公開されました。

ワイヤレス給電は電気を電磁波に変換して非接触でバッテリを充電したり機器に給電したりする技術で電気自動車(EV)やスマートフォンなどでの需要が見込まれているため注目を集めています。その中で、特にQiは携帯電話やスマートフォンなどの5W以下の低電力機器を対象としたものです。

機種や通信事業者が異なっていても同じ充電器が使用できるため、顧客サービスの一環として配備する喫茶店なども出てくる可能性があります。

NTTドコモはこの規格に準拠したワイヤレス充電機「おくだけ充電」を企業と提携して設置し始めています。マクドナルド、ローソン、喫茶店のプロント、その他です。関連サイトは、http://www.nttdocomo.co.jp/service/convenience/wireless_charge/partner/
です。

「ワイヤレス給電」の関連ブログは、http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/a12d7b2616ef851bf9ce2d09c2971da0です。

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“機械学習”とは

2012-01-07 23:11:57 | Weblog
機械学習(Mashine Learning)は、データの中で、見えているものを手がかりに、見えていないものを予測する技術で、人工知能(AI:Artificial Intelligence)に関する技術の一種です。

50年以上も前に研究が始まったようですが、コンピュータの高速化、低価格化などに伴い、「ビッグデータ」(*)の有効活用の点から企業などが目をつけているようです。

(*)関連ブログはのサイトは、http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/59ae3ef65ed90b0ed58c51a1097b3f91です。

即ち、数100テラから数ペタバイト程度の巨大なデータ(ビッグデータ)を解析し、それらのデータから(人間が事前に予測していなかったような)役に立つルールやパタンを自動的に導き出すというものです。マーケティングや新製品の開発などへ結び付けられる可能性があります。

迷惑メールを自動的にフィルタにかけてはじいたり、顔や画像などを認識する際の判定条件を決めるのに利用されたり、しつつあるようです。

なお、機械学習の手法は、①訓練データ(あるいは教師データ)が事前に与えられた上で入力データから結果を予測して出力する「教師付き学習」 (supervised learning)と、②入力データのみから内部に設けられた何らかの基準を最適にするように結果を出力する「教師無し学習 (unsupervised learning)」の2つに分類されているようです。


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“ソーシャルリーディング”とは

2012-01-06 23:40:07 | Weblog
SNSなどのソーシャルメディアの環境を利用して読書体験を共有し合うことを指しています。読んだ本の感想を投稿したり、それにコメントしたり、など、読書に関する交流が広がりを見せているようです。

SNSの「ミクシィ」などで読書に趣味を持つ人がコミュニティを作り読書に関する交流を図ったこが出発点となって、その後徐々に広がってきている状況のようです。

専用サイトもあるようです。
例えば、Web上に仮想本棚を作れるウエブ本棚コミュニティ「ブクログ」(paperboy&co. 、http://booklog.jp/)や小学生向けのブックレビューサイト「Bookly」(ANALOG TWELVE、http://bookly.jp/)、ソーシャルリーディングサービス「booklook」(ブックルックチーム、http://booklook.jp/)などです。

電子書籍が普及しつつありますが、それとの連携で、今後さらに広がりを見せる可能性がありそうです。

「ソーシャルリーディング」関連のブログサイトは、
http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/45ce67a6a4e6f1048248264d93ffd01bです。

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“V-Lowマルチメディア放送”とは

2012-01-04 23:16:36 | Weblog
昨年7月の、テレビの地上ディジタル放送への完全移行(注:東北3県を除く)により空きとなった周波数帯(90~108MHz帯)を利用して行われる新たなディジタルラジオ放送のことです。

「モバキャス」(*)と呼ばれる携帯電話向け放送が今年の春に開始される予定になっていますが、これよりも低い周波数帯を使用するためにV-Low(ブイロウ)の修飾語がついています。
(*)http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/8d017f02757097e6eafd30ada42be42cを参照

山間部やビルの陰など従来のアナログ放送で電波を受信しにくかった地域でも、高品質な放送を楽しめるようになります。が、放送を受信するために専用の端末が必要となるようです。

現在は基本設計の段階にありサービス開始に向けては国(総務省)が主導で実証実験が行われるようです。現在、全国の放送局へ参加が呼びかけられているようです。





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“公衆無線LAN”とは

2012-01-03 23:47:34 | Weblog
人が集まる場所(駅、空港、喫茶店、ホテルなど)にアクセスポイント(注:携帯電話の基地局に相当、但し、カバーする範囲は当該場所付近に限定され狭い)を設置し、当該エリアに属するノートパソコン、ゲーム機、ディジタルカメラ、スマートフォンなどのモバイル機器から、アクセスポイント経由でインターネットに接続できるようにしたサービスです。

有料系のサービスと無料系のサービスがあります。前者は主に通信事業者が契約者に対し提供しているもので、例えばYahoo!BBの「BBモバイルポイント」、NTTドコモの「Mzone」、NTTコミュニケーションズの「ホットスポット」、NTT東西の「フレッツスポット」などが知られています。一方、後者はFreespot協議会が推進しているもので、塾や喫茶店などが「FREESPOT」と呼ばれるアクセスポイントを集客のために設置し、客に無料で利用させています。2010年7月時点で約7500箇所に設置され、さらに増えつつあります。

通信事業者が提供する公衆無線LANサービスは、2000年台前半頃まではアクセスポイントの設置も順調に増加していましたが、その後需要の伸び悩みなどで2000年台後半以降飽和気味となっていました。

それが、従来の携帯電話に比較し1ケタも通信量の大きいスマートフォンの普及拡大に伴い、無線回線網の容量不足発生の懸念から、公衆無線LANへのトラフィックシフト(トラフィックオフロード)が対策案として浮上し、アクセスポイントを増設する動きが出始めています。無線LAN(WiFi)機能を無料で利用させるスマートフォン事業者も出てきているようです。




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“トラフィックオフロード”とは

2012-01-02 23:40:49 | Weblog
スマートフォンの普及拡大に伴いそのトラフィックが無線回線容量を圧迫し得る事態を回避するため、スマートフォンのトラフィックを他の方式の無線回線へ分散させることを指しています。

スマートフォンのトラフィック量(通信量)は一般携帯電話よりも10~20倍と言われています。スマートフォンと基地局との間の無線回線も高速化しつつありますが、それ以上の速さで端末数が拡大する傾向にあり、通信事業者各社がトラフィックオフロードの取り組みを真剣に考えつつあります。

現在、分散先の無線回線として考えられているのが無線LANの回線です。携帯電話会社や固定通信会社などでは人の集まる駅や空港、喫茶店などにアクセスポイントを設置し、契約者に無線LANを有料で利用させる「公衆無線LANサービス」を提供しています。

通信事業者ではスマートフォンに無線LAN機能(WiFiと呼ばれる)を搭載し利用者に無料で利用させるようなサービスを展開し、トラフィックの分散を図ろうとしています。

無線LAN以外にもあ、フェムトセル基地局と呼ばれる個人設置の携帯基地局装置もオフロードとしての利用が期待されます。フェムトセルの関連サイトは以下です。
→http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/304feb49899f4017c3cc96c3ca8892c0、
http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/82895ee821cb97787e2ec7f1edbdd8ff、
http://blog.goo.ne.jp/blspruce/e/3d5d6b100ece95fd17cc64e3e0387dc7

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“インドアGoogleマップ”とは

2012-01-01 23:31:12 | Weblog
グーグル日本法人が2011年11月30日より提供開始した屋内版の「Googleマップ」です。スマートフォンなど向けの「モバイルGoogleマップ」へ追加された機能です。

同機能を利用することで、駅や空港、商業施設などの構内地図を表示できるとのことです。JR山手線、東急東横線など東京23区内の主要駅や羽田空港、成田空港、伊勢丹、小田急百貨店などで利用できるようですが、今後さらに拡大する計画もあるようです。

GPSや基地局情報、無線LANスポットでの情報などから複雑な店舗内などでも現在位置を把握できるようになるとのことです。

Android(2.2以降)搭載のスマートフォンやタブレット機のみの提供で、iOSやWindows Phone、フィーチャーフォン、PCといったほかのプラットフォームには対応していないようです。

関連サイトは、http://googlejapan.blogspot.com/2011/11/google_9109.htmlです。


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