気になるキーワードや製品のコレクション(IT編)

メルマガ、新聞、雑誌などに登場する(増田悦夫の)気になるキーワード、製品を取り上げ、ITの進展をフォローします。

“チェキ instax mini 70(富士フイルム)”とは

2015-11-08 23:52:01 | PC・カメラ・他デジタル機器

富士フイルムが2015年10月23日に発売したインスタントカメラです。

「新搭載の自分撮り用撮影モードで、セルフショットがより簡単に!」、「カメラ任せで人物も背景も明るく撮れる「背景きれいフラッシュ」搭載」などのフレーズが付けられています。

自分撮り用にレンズ横の鏡で撮影範囲が確認でき、焦点距離も最適に合わせてくれるようです。また、室内撮影においてフラッシュの光量などを自動調整し、被写体と背景の両方を明るく撮れるようです。

デジタルカメラやスマートフォンで撮影しSNSにアップするなどといった、いわゆるデジタル画像の楽しみ方とは異なり、撮影したその場ですぐにリアルなプリントが得られる点に特徴があり新鮮さを感じさせてくれるようです。また、独特な風合いのあるアナログプリントも人気のようです。モダンで洗練されたボディデザインが評価され、「2015年度グッドデザイン賞」も受賞したとのことです。

本体のサイズは113.7mm×99.2mm×53.2mm、重さは281g(電池、ストラップ、フィルム別)となっています。

オープン価格ですが、1万8000円と想定されています。

ニュースリリース(2015.9.30)のサイトは、http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1008.htmlです。


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“訪日客向け荷物預かり・配送サービス(ヤマト運輸/佐川急便)”とは

2015-11-04 23:00:26 | 宅配便・輸配送(管理)サービス

宅配大手のヤマト運輸や佐川急便が新たな需要開拓のために提供を始めつつあるサービスです。訪日客向け”手ぶら観光”サービスなどとも呼ばれます。

ヤマト運輸は、2014年10月1日より、中部国際空港と組んで、訪日外国人旅行者向けの新しいサービスとして、手荷物を空港から宿泊施設まで当日中に配送するサービス「SAME DAY BAGGAGE DELIVERY」を提供開始しています。空港で11時までに受け付けた場合、愛知県、岐阜県、三重県のホテル・旅館へ当日中(18~21時)に手荷物を届けるようです。大きな荷物を持ち歩いたり、コインロッカーを探すなどの手間が不要になるとのことです。

一方、佐川急便は、2014年3月より、東京駅構内に宅配カウンター(TOKYO SERVICE CENTER)を設置し、手荷物を預かったり、ホテルへ当日配送したりするサービスを提供しているようです。その後、東京駅だけでなく、東京スカイツリー、浅草雷門、ホテルグレイスリー新宿にも同様の宅配カウンタを設置しているようです。配送はホテルの他、その後空港へも行うようにしているようです。さらに、JR西日本と共同で、大阪駅(Osaka Station City Tourist Service Center内の宅配カウンタ)からホテルへの宅配サービスなども行っているようです。

ヤマト運輸の関連サイト(2014.9.24)は、以下です。
http://www.yamato-hd.co.jp/news/h26/h26_41_01news.html

佐川急便の関連サイトとして、以下の2つがあります。
http://www2.sagawa-exp.co.jp/newsrelease/detail/2014/0311_890.html
http://www2.sagawa-exp.co.jp/newsrelease/detail/2015/1001_1033.html


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“Omni7(セブン&アイ・ホールディングス)”とは

2015-11-03 23:27:21 | マーケティング・消費者行動

セブン&アイ・ホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役会長:鈴木 敏文)が、11月1日にグランドオープンした、実店舗とネットとを融合した「オムニチャネル」と呼ばれる新しい販売形態です。

セブン&アイグループに属する百貨店(そごう・西武)、スーパー(イトーヨーカ堂)、専門店(ロフト、あかちゃん本舗など)等のあらゆる店舗で取り扱いのある商品を近くのセブン‐イレブン(全国で約18000店)で注文や受取り、返品や返金ができるようです。

11月当初は約180万品目の商品が対象になっており、2018年には600万品目を目標にしているようです。これにより、近くになかった百貨店や専門店が身近にあるかのような感覚で買い物が楽しめるとのことです。

なお、omni7の重要な窓口となる統合ECサイト、ラグジュアリーECサイト、ECアプリの設計、開発は、ネットイヤーグループ(本社:東京都中央区、代表取締役社長 兼 CEO 石黒不二代)が担当したようです。

また、ネットや実店舗から発生する膨大なデータをセキュアに蓄積、管理、分析するとともに、高速なアプリケーション基盤と高機能なWebサイトを構築するために、日本オラクル(本社:東京都港区北青山、代表執行役社長 兼 CEO:杉原 博茂)の最先端の製品(エンジニアド・システムやクラウドなど)を包括的に導入しているようです。

ニュースリリース(2015.10.30)のサイトは、http://www.7andi.com/dbps_data/_material_/_files/000/000/001/947/20151030.pdfです。


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“MA(マーケティングオートメーション)”とは

2015-11-02 23:14:13 | マーケティング・消費者行動

電子メール、SNS、Webサイトなどを活用して企業のマーケティング活動を自動化し効率化するシステムや仕組みを指しています。

例えば、ネット利用者の特定サイトへの訪問回数や商品の閲覧状況などを自動で分析したり、予め設定したタイミングで販促用のメールを自動送信したりするなどです。

2010年に設立されたベンチャー企業のフロムスクラッチ(from scratch、東京・新宿)は、「Bダッシュ(B→Dash)」と呼ばれるMAシステムを2014年11月にサービス開始しています。このシステムでは、マーケティングのプロセスを以下の3段階に分類し、それぞれの段階で得られるデータを一元的に管理できるようにしているようです。
(1)集客(広告、自社サイト、各種メディア)
(2)販売促進(メール、イベント、セミナー、ネットなど)
(3)顧客管理(顧客属性分析、顧客売上、データ管理)
通常のMAは、上記(2)の段階までのようですが、フロムスクラッチのMAシステムは(3)までを含めて一元管理できる点が特徴のようです。

また、2015年8月には、AI(人口知能)による新機能として、ネット利用者の行動履歴を自動分析してさまざまな販促策を提案するものを追加しているようです。この内容を「お知らせ」する(2015.8.19)サイトは、https://f-scratch.co.jp/news/1453/です。


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