今日は職場の文句を言う。
①宿舎(本部キャンパス)から日本語学科のある麦廬キャンパスまでのスクールバスが来ないときがある。最近、次第にその回数が増えてきている。多分運転士が横着をしているのだ。
今日、8時半のバスが10分近く待っても来ず、近くの市バス停留所から520番のバスで行くことにした。
しかし、それも10分待っても来ず、結局「ミニバス」と学生が呼んでいる民間の7人乗りバンに乗った。7人乗りなのに、超細幅の木製長いすにさらに3人座らせ、10人になったら出発するという商売だ。
今日の運転手は、10人乗ったところでチャッチャと出発したのはいいが、バンの後ろドアというかトランクみたいなところを開けっ放しでスタートし、私を含めて最後尾の乗客の間には(こんなんでええんかなあ)とやや不安なムードが漂った。
しかし、誰も運転手に言わない。私も(椅子が突然後ろにひっくり返りでもしない限り大丈夫だろう)と思っていたら、途中でそれに気付いた運転手が、な、なんと、車を完全にストップさせず、少しずつ動いている状態のまま飛び降り、さっと後ろのドア?ふた?を閉めに行き、また、さっと車に追いつき飛び乗って、何事もなかったかのように車をスピードアップした。
10秒未満だったと思うが、車は運転手不在のまま、動いていたのだ。さすがに、乗客からどよめきが起きた。しかし、学生達は本当に温和しい。「おお~!」とか言っただけで誰も運転手に注意しない。ああ、私が中国語が話せたら文句言うのに…。
このミニバスというのはよく事故を起こすのでできるだけ乗らないようにといろんな人から注意されている。今日のことで、さもあらんと納得した。
そもそも、スクールバスが定時にちゃんと来たら、こういうことに遭遇しなくても済んだのだ。
②麦廬園に着いたら、まず自分の部屋、即ち資料室に行く。
夏休み明けにその部屋に入ったとたん、ものすごいかび臭さと、粉を吹いたような黴だらけの椅子たちに出迎えられた。
そもそも、我が資料室のあまりのジメジメ感に堪えられず、6月末に(エアコンを自分で買う)と決めて日本学科の主任に言うと、
「外国語学部」の学部長に相談するから待ってくれと言われ、その後、その話は、資料室を引っ越すだの、新しいエアコンを買うだの、かなり迷走して、ようやく今日、一階のジメジメした資料室に、どっかから運んできた中古のエアコンが取り付けられた。ちゃんと作動するか心配だったが、今日の時点では涼しい風が出て来た。
私は、椅子の黴を学部長に見せるまで、拭かずにとっておこうと我慢していたのだが、とうとう彼はこの黴を見ないままにエアコンが設置されてしまった。
奇しくも今日の午後、4年生の3人組が、
「先生、まだ黴のままですか。身体に悪いから掃除します。」
と、モップを持って掃除に来てくれた。
今、この写真の黴は、跡形もなくなり、部屋には爽やかな風が吹き始めたが、私はあの超ドけちの学部長にまだ腹を立てている。
①宿舎(本部キャンパス)から日本語学科のある麦廬キャンパスまでのスクールバスが来ないときがある。最近、次第にその回数が増えてきている。多分運転士が横着をしているのだ。
今日、8時半のバスが10分近く待っても来ず、近くの市バス停留所から520番のバスで行くことにした。
しかし、それも10分待っても来ず、結局「ミニバス」と学生が呼んでいる民間の7人乗りバンに乗った。7人乗りなのに、超細幅の木製長いすにさらに3人座らせ、10人になったら出発するという商売だ。
今日の運転手は、10人乗ったところでチャッチャと出発したのはいいが、バンの後ろドアというかトランクみたいなところを開けっ放しでスタートし、私を含めて最後尾の乗客の間には(こんなんでええんかなあ)とやや不安なムードが漂った。
しかし、誰も運転手に言わない。私も(椅子が突然後ろにひっくり返りでもしない限り大丈夫だろう)と思っていたら、途中でそれに気付いた運転手が、な、なんと、車を完全にストップさせず、少しずつ動いている状態のまま飛び降り、さっと後ろのドア?ふた?を閉めに行き、また、さっと車に追いつき飛び乗って、何事もなかったかのように車をスピードアップした。
10秒未満だったと思うが、車は運転手不在のまま、動いていたのだ。さすがに、乗客からどよめきが起きた。しかし、学生達は本当に温和しい。「おお~!」とか言っただけで誰も運転手に注意しない。ああ、私が中国語が話せたら文句言うのに…。
このミニバスというのはよく事故を起こすのでできるだけ乗らないようにといろんな人から注意されている。今日のことで、さもあらんと納得した。
そもそも、スクールバスが定時にちゃんと来たら、こういうことに遭遇しなくても済んだのだ。
②麦廬園に着いたら、まず自分の部屋、即ち資料室に行く。
夏休み明けにその部屋に入ったとたん、ものすごいかび臭さと、粉を吹いたような黴だらけの椅子たちに出迎えられた。
そもそも、我が資料室のあまりのジメジメ感に堪えられず、6月末に(エアコンを自分で買う)と決めて日本学科の主任に言うと、
「外国語学部」の学部長に相談するから待ってくれと言われ、その後、その話は、資料室を引っ越すだの、新しいエアコンを買うだの、かなり迷走して、ようやく今日、一階のジメジメした資料室に、どっかから運んできた中古のエアコンが取り付けられた。ちゃんと作動するか心配だったが、今日の時点では涼しい風が出て来た。
私は、椅子の黴を学部長に見せるまで、拭かずにとっておこうと我慢していたのだが、とうとう彼はこの黴を見ないままにエアコンが設置されてしまった。
奇しくも今日の午後、4年生の3人組が、
「先生、まだ黴のままですか。身体に悪いから掃除します。」
と、モップを持って掃除に来てくれた。
今、この写真の黴は、跡形もなくなり、部屋には爽やかな風が吹き始めたが、私はあの超ドけちの学部長にまだ腹を立てている。